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2006.07.27

【DJ】俺セットリスト

こっちでは、自分のセットリストを眺めながらコメントを。

21:00-
・ペガサス幻想/MAKE-UP
あれですね、聖闘士星矢のオープニングテーマですね。
こういう極端な飛び道具使ったのも久々だけども、始まったばかりなんで、イマイチ反応ないというか、ニヤニヤ笑ってる連中ばかりだなと思ってたら、キャッシャーの辺りで楽しんでたそうで。俺からは見えねーって(笑)。
・We Like To Party/Space Cowboy
発売したばかりのアルバムから。急遽使おうと決めた。だって、めっちゃ良かったんだもんよ!
・Cubicle/Rinocerose
iPODのCM(CDジャケがどばーっと出てくるやつ)で使われてる曲。めちゃめちゃかっこいい。どうしても使いたかったのです。踊りたかったのです。
・KICK IT OUT/BOOM BOOM SATELLITES
今回のHRのサブタイトルになってるのは、この曲から。1回目聴いて、即ハマリですわ。
・Hi-Fi/DOPING PANDA
久々に使った。MIRACLEとどっちにしようか悩んだんだけど、こっちのがいいかなと。やっぱこういう踊れる曲はクラブに映える。
・Gazelle city ~アトミック・エイジ・バージョン~/the pillows
the pillowsの前のツアーで会場限定販売されてたCDから。要するにリミックスみたいなもんです。ギターのPEEちゃんがやったらしいけど。こういう感じのpillowsも新鮮でいい。
・Irony/SUEMITSU & THE SUEMITH
ちょっと流れ的に無理があった感じだったけども、ちょっとこのピアノの旋律と美しいメロディーを聴いて欲しくて。
・White Light/東京スカパラダイスオーケストラ
こういうアップテンポな曲で踊るのは、本当に楽しい。もっとスカを皆に聞いてほしい。だから、わかりやすめの曲を選んでみた。本当は欣ちゃんの「ワン、ツー、ワンツッスリッフォー!」っていうカウントがポイントだったりするけど、俺的に(笑)
・Crush!/SOIL&"PIMP" SESSIONS
スカに続いてはDEATH JAZZをお送りしました。これをキラーチューンにしたいんだな。一緒にみんなでCrush!したいわけさ。
・U-K-2/勝手にしやがれ
UNOのCMでもお馴染みの曲だけど、普通にかっこいいっしょ。これも覚えてもらって「ワンツー!」ってやれればなぁ。Little Bitchみたいに。
・March Of The God/the pillows
あえて、インスト曲を。ワンクッションの意味も込めて。
Yes, more light! Yes, more light!
・8 Mile Bill/Eminem Vs. Kill Bill
映画KILL BILLのテーマとEMINEMのLose Yourself(8 mileのテーマ)をマッシュアップした曲。KILL BILLのやつはRIP SLYMEもやってるけど(あれはマッシュアップと言えるかどうか微妙だが)、これかっこよくなかった?Hip Hop聴かない人でも、こういうのだったら聴きやすいかなと思って。
・LOVE IS BUBBLE/Bonnie Pink
映画嫌われ松子の一生の曲ですが、曲のテーマがテーマだけに詩がエロい。また、ボニ姐さんもエロい。素敵。

4:10-
・あと10秒で/Art-School
うちのパーティーではキラーチューン化してる曲。誰も使ってなかったってのと、本当は1曲目に使いたかった曲があったんだけど、この時間までに、お客さんにどういうアーティストが好きかとか聞いてて、その結果その曲は外すことにした。それでこれをぶち込んでみた。結果は言うまでもなく。「神」が舞い降りた(笑)
・KIDS ARE ALRIGHT/AIR
さっきの本来かけたかった1曲目と繋げて2曲目に行くつもりの曲もダメになったというか、ヤバイかなと思って、外し。AIRの誰でも知ってるこの曲を持ってきた。ここでも「神」が舞い降りてた(笑)。
・アグアカリエンテ/THE NEATBEATS
この曲は6月のライブで見たときに、この曲での踊りをみんなでやれればいいなぁと思ってたから、使ってみた。反応が気になるところではあったんだけど、「ぴーさんの動きを皆で真似して!」と言っておいて良かった(笑)。
・Hold Your Hand/AIR
AIRのニューシングルのカップリングを。手拍子ができるってのがポイント。こういうみんなで一体感生める曲が好きだったりします。
・Twistin' Head/Radio Caroline
ニューシングル。めちゃめちゃかっこいい。もっと客がいる時間にフロアがモッシュできてればなぁって思いました。
・恋のメガラバ/マキシマム ザ ホルモン
ここらへんはもうアゲていってます。ちょい時間長めだけど、その分楽しめる曲だからね。でも、もっと盛り上げたかったなぁと思いつつ、フロアを見てました。
・Magic Music/木村カエラ
高く高くジャンプして欲しかったんですよ、ええ。カエラでは一番好きかも、この曲。
・Surfrider Association/ELLEGARDEN
さっきのRadio Carolineもそうだけど、こういう曲でフロアがガンガンに盛り上がると楽しいんだよねぇ。ここらへんは俺の腕不足もあるかなぁと。
・ワールドアパート/ASIAN KUNG-FU GENERATION
久々に彼らを使ってみた。とある人物がフロアの後方で椅子に座ったまま腕を上げてたのがばっちり見えました。
・グラフティー/GOING UNDER GROUND
ベストも発売されて彼らのよさを再認識。これまた久々に使ったなぁ。やっぱ初期の頃が好きなんだと思った。
・1,2,3/中村一義
これも久々。客層的に中村君好きが多そうだったし、個人的なメッセージも込めて。
・Dani California/Red Hot Chili Peppers
映画のテーマソングが今回何気に多い気もします。これは、ほんと名曲だよ、うん。映画関係なくね。
・ゴッドファーザー愛のテーマ ~Love Theme From "The Godfather"~/東京スカパラダイスオーケストラ
やっぱ映画のテーマ曲多いな、こうして見ると(笑)。意識してなかったんだけど。この曲はスカパラ好きだけじゃなく、「アノ人達」を好きな人にも喜ばれる曲だったと思います。
・Good-bye サヨウナラ/THE NEATBEATS
ラストの曲はラストらしく。

(ending)
You'll Never Walk Alone/The Midwest Vikings
TMGE好き・リバプールサポ・FC東京サポには喜んでもらえたんじゃないかと(笑)。


こんな感じでした。
結構いきあたりばったりな選曲(特に後半)だったけども、改善の余地は当然あるけど、なかなか楽しめましたよ。
踊ってくれた、楽しんでくれたみなさん、ありがとう。
来れなかった人で、このセット見て悔しがってる人、次回待ってます(笑)。

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2006.07.22

Orange

Hybrid Rainbowの翌日。
アドレナリンが大量放出&帰宅直後に酒が回り二日酔い
という状態であまり寝付けず。
夕方には天神へ。
ゲーセンで時間を潰し。
久々にふとっぱらで飯を食べて、ZOOMへ向かう。
始まって、そんなに時間経ってなかったんだけど、もう人が多かった。
すげーなーとか思いながら、酒を。
HRにも来てくれてたAIR好きの子も一緒で、まだクラブ慣れしてないので、保護者のようにフォローを。

そうこうしてたら、うちのDJ miyuki姐さんの出番。
始まる前から顔が強張ってたので、大丈夫かなとちょっと心配したんだけど。それが何故か俺に移ってね、胃が痛くなってきた。前に行こうと言われたけど、まともに見れ無さそうだったので後ろから、娘を見守る父親のように見てました(笑)。
まあ、実際緊張してたようで。姐さんらしくないミスもあったりはしたけども、テラモトさんと途中から話してて
「彼女は、やっぱ才能有るよ、うん」
と何度か仰られてましたよ。いやー、姐さんお墨付き貰ったじゃないですか(笑)。
「一緒に何かやれたらいいねー」とか
「Orangeにうちから出てもらってるなら、うちにもいつかOrangeから出てもらおうかな」「うん、いいよいいよ、いつでも」
みたいな話を。
パーティー同士で友好を深めることは大事だと、そういう話をしておりました。

miyukiさんのDJは続いてたんだけど、緊張してたと言いながら、いつも以上に客を煽ってるなぁという印象もあったし、いつも以上に笑顔だったなぁという印象もあった。
自分の与えられた事はきっちりやってたと思うので、お父さんは安心しました。

それにしても、楽しかったですね。この日のORANGE。
いつも以上に酒も進みましたよ。
終わってから新人DJのベップくんのCDウォレット見てたら、


MY AWESOME COMPILATION

が入ってた。感動。

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2006.07.21

Hybrid Rainbow #015 -KICK IT OUT-

4ヶ月ぶりのHybrid Rainbow。
今回は、ちょっと新鮮な感じもあったなぁ。
楽しい時間を過ごせました。

というのは、前半と後半はロック中心なDJだったんだけど、それに挟まれたかのように、中盤がダンス系のDJになってて。
それが結構いい感じな空間を作ってたんじゃないかなって思ったわけです。
まあフライヤーに「Do you know ROCK?」って書いてあるから、宣伝文句と違うんじゃないかと言われそうな気もしますが、俺的には、ああいうのもロックだと思ってたりします。
あんまジャンルとかもわからんし。
楽しけりゃいいじゃん、っていう。
それに、Hybrid Rainbowというパーティーが良くも悪くもなにが飛び出すかわからないパーティーで、俺自身、当日までどんな感じになるかわからないパーティーなんでね。
ダンス系に詳しくない人でも踊りやすかったんじゃなかなって思うし、若干の変更点も必要だとは思ったけども、あの流れはなかなか良かったんじゃなかろうかと思ってます。

あと、特徴としては
・スカパラが合計5曲かかった。
・BOOM BOOM SATELLITESが3曲かかった。
・Bonnie PinkのLOVE IS BUBBLEが2回かかった
などがあげられますが(笑)。

さて、DJの感想。
DJ TAMTAM
最初の50分はホーンを取り入れた曲でまとめてたね。Jazzやらスカやら。
一部から、どうしたん?的な声も聞かれたけど、彼はああいう路線が元々好きだったの知ってたから、いい意味で自分の好みを出せてたかなと思った。若干考え込みすぎかなと思う部分もあったけども、俺個人としても、大好きな曲達だったので、俺はかなり満足した。
後半は、「いつもの?」タムって感じだったかな。もう少しメリハリがあればなお良かったんじゃないかなとか思うけど、そこまで言うのも酷っていうか、本人的にも感じてる部分はあるだろうから、今後に期待だね。

DJ WADACHI
これでもかという感じのキラーチューン詰め合わせ。
こういう選曲って凄く難しいんだよね。個性をどう表現するか。それもきちんとやれてたと思うし、いい意味で凄く開き直ってたから、見ていて楽しかった。
ああいう選曲をしてくれる人が1人居ると、パーティーが楽しくなるんだよね。
わだっちのおかげで、後半の俺がやりやすくなったと、今だから言える話だけどもね(笑)

DJ miyuki
この人は、もう言う事はないでしょう。
きっちり自分の世界ってのを持ってるから安心できるし。
DJとしても安心して見てられるからね。
翌日もあったなかよく頑張りました。

DJ YAMATOMO
才能って言葉で片付けるのは好きじゃないんだけど。見てて惚れ惚れするような、そんなDJでした。
彼女のDJでパーティーに締まりが生まれたね。
踊りやすかったなぁ。YAMTOMOのDJが良かったって声が多く聞かれました。

DJ PEACOCK
結果的に言えば、入った場所が悪かったかもしれないね。
ダンス系に挟まれたロックDJって感じで。
でも、彼女の職場人などが盛り上がってたので、フロアの雰囲気は良かったと思う。
彼女らしさの溢れるDJだったと思うし、相変わらず楽しそうに回してんなぁって思いながら見てました。気になる部分もなかったし。
まあ、職場の人の方を見るときの顔はこわばってたけども(笑)。

DJ ミキ
キースのHRは2回目だったりするんだけど、それまでに色々出てた事もあって、流れとか凄く良かったねぇ。
見てると自然に笑顔になっちゃうような(笑)。
素敵でしたわ。
曲の流れもそうだけど、50分通して綺麗に一本筋が通ってる感じで凄く良かった。
あとは「もっと笑えばいいと思うよ」

DJ jym
急遽回す事になったんだけど。
予想してた選曲とは違う感じではあった。でも、ああいうの凄く好きなので、心が躍るような気分で聞いてた30分じゃ物足りないね。
練習してんなーと感じつつ、もうちょっと詰めれば相当いいDJになるだろうなーって思いました。
何より本人が楽しそうだったから、それが一番良かった。緊張してたかもしんないけど、見た目に出てなかったからね。

あと、今回は色んな人が来てくれました。
ヨド組・ムジ組やぴーさん組・わだっち組など職場関係の方々。
HR初期メンバーのmgl_D
うちの弟・友人のalt
AIR好きで知り合った子。
ORANGEのみんなも全員?来たんだよね。めちゃくちゃ嬉しかったです。
あとSINFULさんやROCK REVIVALの皆さん。
チヒロくんやシュンタくんなどいつもの常連組。
mixiで知り合ったあおのさん。
HRのDJチーム+てっちゃん。
などなどなど。
皆さん楽しんでいただけましたでしょうか。
皆さんのおかげで楽しい時間を過ごせました。
どうもありがとう。

次回も遊びに来てくださいね。
来られなかった方は、次回お待ちしております。

その次回は。

9月8日金曜日
ですよ!

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2006.07.20

ザンコクナテンシノテーゼ

この物語は、余計な一言がきっかけで振り回される事になった、1人の男の涙と涙の物語である。


この日も仕事を終えた俺は、先輩に声をかけた。

俺「そういや○○さん(以降先輩)、パチンコやるんすか?」

先「いやー、やらないねぇ。何で?」

俺「俺、実戦はほとんどないすけど、ゲーセンにあるパチンコ台とかでやってるんですよ。で、パチンコ台にエヴァンゲリオンがあるんですよ。知ってました?」

先「(明らかに表情が変わる)!!!!!!マジですか!それはやってみたい。是非やってみたい。つるちゃん、これから行こうよ!」

俺「Σ(゚Д゚)・・・今からすか?どこに・・・」

先「パチンコ屋だよぉ~。俺わかんないから、つるちゃん教えてね。」

俺「ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!・・・いや、手持ちが・・・日曜日も連れていって、負けましたし・・・」

先「うーん。でもさぁ、見てみたいんだよ、この目で!リっちゃんでハァハァしたいんだ、俺は!あれだったら、俺出すから!」

俺「(えー・・・ハァハァとか言い出した・・・)じゃ、ちょっとだけすよ」

先「わかった!じゃ早速・・あっ!(と言って携帯取り出し、電話をかける先輩)あ、もしもし。これからさパチンコ屋行くんだけど、一緒に行かない?エヴァのパチンコ台があるんだって!」

俺「(誰に電話してんだ・・・仲間か?マドハンドか?)」

先「うん、じゃ××で待ってて、迎えに行くから、じゃ後でね。(電話を切った先輩)うちの彼女もやるって

俺「(°Д°)ハァ?・・・先輩、彼女に電話してたんすか?」

先「うん、そだよー。彼女もエヴァ好きだから、私もやってみたいって張り切ってた。」

俺「・・・そうすか・・じゃ、行きましょう。(嫌な予感が凄くする)」

そして、俺は先輩の車に乗せられ、まずは先輩の彼女を迎えに行く事になった。

十数分後。先輩が手を振る先にいた1人の女性。

先「待った?あ、紹介するよ。職場の後輩でつるちゃん。後輩だけど、今日は先生だから。冬月先生だから。」

俺「(冬月て・・・)どうも・・・ツルサキす。」

彼女「初めましてー。△△ですー。よろしく、冬月センセ。

俺「いや、冬月じゃなくて、ツルサキなんですけど・・・」

先「まーいいじゃない。つるちゃんが冬月で、俺がゲンドウで△△がユイでさ。あはは。」

彼「あー、それいいー。」

俺「・・・(いや、原作的に言うと、俺の立場、すげーイヤなんですけど、あの三角関係)はぁ・・じゃ今日はそれでいいんじゃないか・・・い・・・碇、そしてユイくん・・・(死にたい)」

先「おっ。つ、いや冬月はノリがいいなぁ。」

彼「うんうん、さすが冬月センセ。」

それから、パチンコ屋までの車内は先輩カップルは役になりきり(と言っても、先輩はゲンドウにしては喋りすぎだが)、エヴァ台の質問を色々してきた。

先「リっちゃん出るよね?ミサトさん出るよね??」

彼「カヲルきゅんは?カジさんは??」

俺「・・どっちも出ますよ。△△さん(以降彼女さん)の言った二人は、出ますけど、台詞はなかなか聞けませんけどね。」

彼「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」

という感じで、アレが出るのか、コレはどうなんだという質問攻めに遭いました。ゼーレに拉致られた冬月センセです、まさに。

そして、ようやくパチンコ屋についた。二人とも「緊張する」とか「ワクテカする」とか言ってます。

店内に入り、エヴァ台の列を見て、二人驚く。
とりあえず、3人繋がって空いてる所を探していると、先輩はもう座っていた。

先「こっちこっち!ここ空いてるよー。」
と手招き。

俺「(データとか見てないよな当然)わかりましたぁ」
と先輩の隣の席を空けて座ろうとすると

先「ダメダメ。つるちゃんは俺の隣。二人でつるちゃん挟まないと、教えづらいでしょ?」

俺「確かにそうですけど・・・わかりました」
と座った台のデータを見る。っても素人だからわかんないんだけど、今日は当たりなし、100回転ほどしか回ってないという、到着時刻にしては奇跡的な台というか。皆が避けてたのかと思える台に座る事に。
すると彼女はカバンからおもむろに何かを取り出して、俺の前を通り過ぎ、先輩に何かを渡そうとした。

彼「はい、これ置いておくと当たるかもしれないよ。あたしは、綾波。」

先「ありがと、俺はシンジかぁ。当たればいいなぁ。」

彼「つるちゃんも、持っとく?アスカ

手にしているのは、フィギュアでした。

俺「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)・・・いやぁ・・・大丈夫っす。」

どう考えても、俺の中でそれはナシだったので断った。彼女は残念そうな顔しながら

彼「アスカに怒られても知らないから

返事に困る発言とはこういうのを言うんだなぁ・・・「じゃ持っておきます」とも言えないし、「いや、それでもいいです」ってのもアレだし・・・
ということで、スルーしました。

二人は、フィギュア片手に台をマジマジと見つめる。デモムービーで、早くもテンションが高くなりつつある。
と同時に俺のイヤな予感は更に高くなりつつあった。

とりあえず、お金の投入する場所を教え、ここに玉を入れるんですと、あとは、キャラが下に出てきたら、このボタン押してくださいとか基本的な事を教え、早速・・・ではないな、ようやく開始。

先「お、回った回った。」
彼「あたしもー。」

最初のうちは和気藹々としていた。それが徐々に崩れていった。

彼「ゲンドウ!なんで"・・・"なのー喋ってよ!!」

先「マヤタソ・・・どうして話してくれないんだ・・・」

まぁ、こればっかりは運としか言いようがないのだが、
俺「その内話してくれますよ、きっと」

と右見て左見て、もっかい右見て横断歩道を渡るわけではなく、教え子に優しく諭すように声をかけた。変な事言うと、変な事言われそうだったのだ。ただでさえ、パチンコ屋の音のでかさに負けないくらいの大声で二人は喋ってるから・・・

そうこうしてる内に俺の画面で警報が鳴った。
と同時に両ウイングの二人が、俺の画面を見て、俺を見た。
マギハッキングミッションだった。

俺「あー・・・(これクリアしたことないから、3分スルーしよ。)」
そう思いつつ、回す手を止めたら、予想通り聞いてきた。

先「何で打たないの?」
彼「このままだとマギがハッキングされて自爆しちゃうよ!大変だよ!」

そんな事言ってる二人の手も止まってるんだが。

俺「このミッションってヤツ難しいっていうか、俺これで当たった事なくて。今回のミッションも"群予告"って出てるでしょ。俺まだ実戦で見た事ないですもん。無駄玉になりそうなんで」

彼「ふーん。それじゃ、ネルフ本部爆破しちゃうんだ。」

先「酷いヤツだなぁ。冬月。」

スルー。聞こえなかった事にしよう。むしろ他人の振りをしたい。他の席からも視線を感じ始めた。
保留玉で回転してた画面に、見慣れない文字が






Mission 追加

俺「あ・・・・。当たったこれ。確定す。」

二人「えーーーーーーーーーーーー!!!!!」

エヴァンゲリオン弐号機発進。量産型を殲滅し、当たったのはいいが、いきなり単発(確変じゃない)だったから、嬉しさ半分悲しさ半分。

残酷な天使のテーゼが流れ出す。

先「きたー!!!!」

彼「きゃー!!」

彼女の方は、綾波フィギュアを手にし、綾波を何故か踊らせていた

俺は、両ウイングの視線や動きを気にしないようにして、ROUND 11を待った。確変昇格の可能性が残されていたからだ。
そして見事「決戦第3新東京市」の画面が。そして、使徒も倒し確変突入。俺心の中でガッツポーズ。

二人は、確変になった事よりも、使徒ラミエルを見れた事に興奮。

先「ヤシマ作戦だよー。このシーンいいよねぇ。」

彼「でも、何で初号機でやってんの?あれって零号機じゃなかったっけ?」

先「いや、零号機はシールドで防御するんだよ。さよならなんて悲しいこと言うなよ
シンジのフィギュアを動かしながら喋る先輩。
二人のパチンコ台は回転する事無く、視線は完全に俺の画面へ。ってか、


彼女歌ってる!!!!!

間もなく終了し、確変へ突入。
二人が、何か回るのが早いね。とか言いながら、自分の台を打ち始めた。

それから

先「エヴァンゲリオン発進!・・・・零号機だーー!!」

俺「当たればいいっすね。(零のは期待薄いとは言えない・・・)」

彼「ミサトさんがリーチよって言ってくれた!」

俺「シリアスステップ2ですね。当たるといいですね。(これもあまり期待できないんだよな・・・)」

彼「今度はリーチになったら、アスカが動いて、初号機発進した!」

俺「お・・・初号機リーチは、なかなか・・・」

彼「あー負けちゃった。バカシンジ!

俺「ははは・・・」

先「なんかシンジくんがシンクロ率のテストしてる」

俺「(あーシンクロ率低いから、厳しいなぁ・・・)でも、暴走にな・・・あっ」

動いてよー!の叫びと共に、暴走モードスタート。俺の方に(笑)。

再び、手の動きを止めて俺の画面に食い入る二人。

先「何、シンクロ率400%超えちゃった?」

彼「きゃー、キャラクターがエヴァと使徒になってるーーー。」

そしてダブルの初号機リーチ。ダブルだと可能性も上がるんだけど、通常で終わる可能性も・・・ああ・・・量産型(4で通常)で当たっちゃった。

俺「うーん。2連(実質暴走モードで3連)で終わりかなぁ・・・」

先「でも、凄いやん。あの使徒倒したよ。さすが暴走やね。マヤタソおえってなる?

俺「いや・・・ならないす・・・」

彼「えー、こっちは負けたのにー。つるちゃんいいなぁ。もうー。バカシンジ!

俺「は、はは・・・」

ということで、俺の当たりは2連で予想通り終わってしまい、時短100回転も大きな動きなく終了。

零・初・弐のリーチも見れたし、マギも見れたし、ヤシマ作戦も見れたし、二人は満足だろうと思って、そろそろと切り上げようとした時。

ブーッブーッ!!
警報がまた鳴った。

視線がまた両ウイングから注がれる。

パターン青!使徒です!!
そして映像に映ったのは第四使徒シャムシエル
プレミアで当たり確定じゃないすか!
(((( ;゚д゚)))アワワワワ

彼「あー、地味な使徒出てきたねー。」

先「確かに、こいつの印象は薄いなぁ。」

俺「でも、これ出たら当たり確定ですよ。」

二人「えーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

わかりやすいリアクションありがとうございます。

今度は確変図柄での大当たり。残酷な天使のテーゼ3度目。それでも、二人はガン見。というか、今度は



二人で歌ってた!!


周りの白い目。当たったのに、素直に喜べないのがもどかしい。

2度目の当たりはあっさりと。そして通常。2連が限界のようだ。あ、でも、冬月で当たって、ムンバが聞けた(ほんとはすごいなって言ってるんだけど)

二人「さすが冬月」

俺「でも、あんま嬉しくないす。確変終わったぽいし。」

時短ではタイトル予告とか、シリアスステップでシンジまで行ったんだけどな。

しかし、これだけ当てると、両ウイングが

先「俺も使徒を倒す!それかマヤタソの声でハァハァする!

彼「あたしだって、カジさんかカヲルきゅんの声でハァハァしたいからまだやめない!

やっぱり・・・。先輩はともかく、カヲル&カジくんの声なんて聞けた時には、激アツどころか確定なんじゃないかと思ったり。でも、それはさすがに言えなかった。彼女の目のギラつき具合を見たら・・・


で、両ウイングが終わるまでセンターフォワードの俺は、ダラダラと打ってたら、音楽が変わり、ミサトの部屋へ。

先「いいなぁ、ミサトさんの部屋じゃないか。風呂上りのミサトさんとか出てきたりして。ハァハァ

俺「ありますよ。リツコもレイもアスカも」

先「えー!!!!!見たい!!!」

俺「・・・・」

彼「カヲルきゅんとカジさんがないならいい。」

俺「カジくんはないけど、カヲルくんは風呂上りありますよ」

彼「えーーーっ!それ見たいよーー!」

何なんだこのカップルは。よくマントルまで沈められないな。

俺「カヲルくん見たかったら、毎日朝から晩まで回して1年くらいで見れるかなってくらいですけど」

彼「・・・つるちゃんのケチ。

俺「(何で俺???)・・・すんません・・・・(しかも謝ってしまったよ、俺)」

しかし、ミサトの部屋では、たいして動きもなく、しかし突然。


ブーッブーッ!
再び警報音。再びガン見。
アンビリカルケーブル切断ミッションだった。
ダメだこりゃ。
でも、初めて見る二人は、興奮。

彼「早くしないとエヴァ止まっちゃう!」

先「また打たないの?」

俺「これもミッションクリアしたことないす。」

彼「今度はエヴァを見殺しにしちゃうんだ・・・つるちゃんテラヒドス

俺「(うわぁ、やっぱりこの人もテラヒドスとか口にするんだぁ・・・)すんません・・・」

そして、ある程度回して、当たりの気配がなくなった所で止めた。

俺「そろそろ終わりましょうか。」

先「うん・・・結局使徒に負けてばっかりだった。」

彼「あたしも・・・カヲルきゅん見れなかったし・・・」

なんか気まずい空気。

俺「あの、プレステ2でも、これできますよ。シュミレーターとして出てるんですけど、それあれば、色んな演出も見たいときに見れますし」

先「そうなの!?いいこと聞いた!早速買いに行こう!!」

彼「うんうん!ありがとうつるちゃん!」

俺「いえ・・・」

先「これでマヤタソでハァハァ・・・」

彼「これでカヲルきゅんとカジさんでハァハァ・・・」

二人とも目がイってます。何かパチンコを勘違いしてるようですけど、まあ良かったと胸を撫で下ろしつつ、

俺「どうでした?エヴァ台」

先「なんか懐かしかったね。楽しかったよー。またアニメを見たくなったなぁ。当たらなかったのは、残念だったけど。ビギナーズラックってあると思ったんだけどさー。」

彼「うん、あたしもビギナーズラックで当たるって思ってた。フィギュアもお守りにしたのにねー。」

俺「・・・ビギナーズラックなんてそんなん、なかなかないっすよ。うん。(俺初めてやった時に当たったなんて口が裂けても言えない)」



そして、車に乗り込み、俺はタワレコのあるゆめタウンで降ろしてもらい、別れた。
帰り際にこんな言葉を残して。

































二人「つるちゃん、また一緒にエヴァ打とうねーーーー!」







とんでもない確変を当てた気がした。
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル

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2006.07.19

ワールドカップ総括2

ということで、第2回。

各国の感想なんかを。

ブラジル
結果だけいうと、カルテット・マジコが機能しなかったと。監督はアメリカ大会の優勝監督で慎重派として知られ、守備面もきっちりやる人だったから、カルテット・マジコは採用しないんじゃないかと思ってたけど。
国民感情に従う形で使い続けてこうなったと、そう思ってしまう。
本来のポジションではなかったロナウジーニョ。序盤は全くダメだったロナウド。リーグのコンディションを引きずってるかのようなアドリアーノ。パスの出しどころに悩んでいたカカ。
こう見ると結果は見えていたのかもしれない。
選手たちを上手く使えるシステムにしておけば良かっただろう。実際、カルテット・マジコシステムはほとんど実戦で試されていなかったのだから。
スペクタクルさを見せるのか、確実に勝ちにいくのか。サッカー王国としての考え方なので、俺にはわからない部分もあるが、優勝を約束されたチームというのは辛いんだなと。勝つだけじゃ国民は納得しないんだもん。

イングランド
何より、不運だったよ。オーウェンがケガ→ルーニーもケガ。オーウェン復帰→ルーニー復帰→オーウェンまたケガ。
これでは、監督も辛かったと思う。
しかし、敗因はそれだけじゃない。クラウチはいたのだが、もう1人実戦で使えるフォワードを召集しておくべきだった。
そして協力な中盤も、ジェラードとランパードがイマイチ噛み合わなかった。スタイルが似ている事もあるかもしれないが。
攻撃のパターンが単調になってしまっていたのも、敗因かもしれない。創造性に欠けるというか。パターンが少ないなら、守る方は守りやすい。
まあ、やっぱり運がなかったかなと、それが大きい感じ。

アルゼンチン
一発勝負って事に泣いたかも。あとは監督のネガティブな采配に。
ドイツ戦で、リケルメを下げ守備的にしたのは良かったが、それで同点になってしまっては、やはり前線が生きない。しかもキーパーの負傷で予定外のカードを一枚使ってしまっていたために、攻撃的なテコ入れもできないままだった。
それまでの戦いはほとんどパーフェクトだったんだけど。残念というかもったいないというか・・・

スペイン
アルゼンチンと並んで、グループリーグを見る限り優勝に近いチームだと思っていた。
しかし、フランスに同点に追いつかれたところで、明らかに浮き足立った。どうしたらいいかわからなくなった、まではいかないが、ピッチ上の選手が混乱していた。
若さから来るものなのかもしれないのだが、それなら、今後が楽しみではある。
スペインは、国民意識の部分でも統一意識が薄いため、なかなかまとまらないと言われていて、結果がなかなか出なかっただけに、今大会の試合を見て、ついに来るか、と思ったんだけどな・・・

さて、今度は地域別に。
アフリカ
個人能力の高さを武器に、魅せてくれた。
一本のパスから抜け出されると、どんな選手でも止めるのは難しい。アフリカのレベルは決して低くはないのだ。
しかし、今大会は1ヶ国しか16に残れなかった。これは入ったグループの運もあるだろうが、「個」のアフリカでは「組織」に勝てなかったということ。
今大会結果を残したチームは「個」ではなく「組織」のチームだった。
アフリカに足りないのは組織力だと言われている。だから、組織力がしっかりすれば、アフリカ勢の優勝も決して遠くはない。

アジア
全滅。(オーストラリアを入れれば別)
残念だとしか言いようがない。世界のレベルを痛感しただろう。
足りないのは一つや二つじゃないだろう。これからはオセアニアも予選から一緒になる。つまりオーストラリアとも予選から戦う事になるのだ。
ワールドカップに出るためには、やるべき事が数多くある。

ということで、国、地域で見てきた。
最終回は選手を見ていこう。
最終回は来週に(笑)
個人的なベスト11とかも入れたいので。

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ワールドカップ総括1

まずは、全体を通して振り返ってみたいと思う。

今大会は、開幕前「攻撃的な大会」になるのではないかと思っていた。
だから、点の取り合いになるような試合が増えるんじゃないかと。開幕戦を見て、その思いは強くなったんだけど。
しかし、現代サッカーの通り、守備がしっかりして、あまり得点の入らない大会になった。
これは攻撃陣が悪かったと言うより、守備陣が素晴らしかったと捉えた方がいい。

結果を残したチームが守備がしっかりしていたのを見れば、それも納得する。
そして、結果的に接戦が多かったから、エキサイトしたとも言える。逆に接戦でも、攻めあぐねたしあいで物足りないとも言える。

そして、今大会は、というか今大会も審判の問題は多く出た。と言っても、これはワールドカップに限った事ではない。今年のCL決勝でも問題はあったわけだし、裁いているのも人間だから仕方がない。・・・そう言ってしまえばそれだけなのだが、やはり審判のレベルも上げないといけないし、世界で21人だったかな、選ばれた審判なわけで、それで問題になるって事は、審判のレベルを疑ってしまう事になる。
まあフォローすれば、審判にもプレッシャーはあるだろうからね。でも、審判が目立つ試合になっちゃダメだと思う。

ま、半分オランダサポとしての愚痴が入ってるけども。

さて、次は国ごとの感想を。

優勝したイタリア。
カテナチオからの脱却とうたわれていたチームだったが、蓋を開けてみれば、見事な鍵っぷりで、失点もオウンゴールとPKの2失点だけだったという強力な守備力だった。ネスタの欠場があったものの、カンナバーロがその穴を埋めて余りある動きを見せた。そしてGKブッフォンのスーパーセーブ。あれを見てたら、失点しそうな気がしなかった。
ネスタの代役だったマテラッツィも決勝では色んな意味で活躍した。
何より、イタリアの総得点の内訳が、FWに偏らず、ピッチに立ったほとんどの選手が得点を決めている事が目立つ。
そういう意味では、オランダの掲げたトータルフットボールというのの真の形なのかなとか勝手に思った。
逆に、トニ・ジラルディーノの2トップは期待されるほど点が取れず、ジラルディーノは途中からベンチ要員になってしまった。トッティも決してベストコンディションだったとは言えない。イタリアの攻撃的な強さ、前評判の強さとして見れば、ウクライナ戦くらいだったと思う。
中盤は、やはり厚みがあった。ガットゥーゾの献身的な動き、カモラネージのサイド攻撃、そして何より、レジスタであるピルロの動きが良かった。彼のポジショニングや、試合を見る感覚というのは、努力もあり、才能もあるんだと。素晴らしい選手だ。
グループリーグに苦戦したチームだったが、過去を見ても、そういうチームの方が残ってきたりするもんだ。
前評判の高くないチームが決勝に残り、優勝するというのが過去2大会の例だが、今大会はそういうわけでもなかった。
攻撃力の、予想外の物足りなさを守備がきっちり補完したと言えるチームだったかな。

準優勝のフランス。
前評判は低かった。予選を既に代表引退した選手に戻ってきてもらうことでどうにか突破し、戦力としては厳しいものがあった。実力はある。それでも年齢的な部分での弱さ。短期間の大会では体力勝負も必要とされる。そういう意味でも厳しいんじゃないかと。
フランスは、どこまで勝ちあがるかではなく、ジダンをピッチでどこまで見れるか、の方が注目が大きかった。
実際、グループリーグはギリギリでの突破で、昔から言われてきた、ジダンとアンリの連携の問題が、修正されていなかった。
それでも、イタリアと同じく、テュラムを中心としたディフェンスライン。マケレレ・ビエラという最強のボランチコンビが、相手の攻撃を跳ね返す。
攻撃面では、個人的にリベリーに注目していた。動きは良かったんだが、最後の部分での精度に弱さを感じた。それでも、あれだけの運動量は相手には脅威であった。試合を重ねる毎に、動きも良くなっていったし。
決勝トーナメントには辛くも残れたが、1回戦の相手がグループリーグの時点で最高とも言える試合をしてきたスペイン。それを破ったのは大きかった。しかも逆転で。
これは、実力と言うより、最初の方に書いた年齢的な部分がポジティブに作用したような気がする。経験という意味で。
そして優勝候補筆頭のブラジルも堅守もあって破り、気付けばベスト4まで上がってきていた。
心配された体力面も、それほど不安な感じではなく、決勝へ。
準優勝に終わったとは言え、イタリアに負けない守備力を誇るチームであったと思う。
その差は・・・やっぱり監督かな。ドメネクはやっぱり好きになれない。星座での相性が悪いからって代表を外すなんてねぇ。ジュリとピレスがいたら、もしかしたら・・・とも思ってしまう。
これで引退したジダンだが、もちろん、最後のアレはやっちゃいけないことだが、批判をするつもりはない。ネガティブなイメージでの引退ではある。それでもああいう選手が居てもいいんじゃないかなってね。人間らしくていいいと思った。
俺カントナ好きだから(笑)

3位のドイツ
ドイツも前評判は低かった。何より守備がほとんど崩壊していた事にある。日本戦での2失点は、ドイツに失望を、日本に希望を持たせた。(結果はともかく)
初戦でも4得点はしたものの2失点で、不安要素が改めて浮き彫りになった。
しかし、ドイツはここからが違った。試合を重ねるごとに、ディフェンスラインが安定してきて、FKレーマンのセーブもあり、得点を奪うのが難しいチームへと変貌を遂げた。
さらに、攻撃面でも若いポドルスキだけでなく、クローゼが絶好調だった事もあり、強いドイツを目の当たりにする事となった。前回大会でのクローエはシンデレラボーイ的な扱いだったが、今大会のクローゼはブンデスリーガ得点王の看板を下げている。だからこそ、今大会の結果は妥当な結果とも言える。
そして、ドイツの中心選手であるバラック。決して本調子ではなかったかもしれないが、決定機での動きやパス出しは素晴らしかった。

4位のポルトガル
4年前、ゴールデンエイジ全盛期のチームで臨んでの悪夢。4年が経ち、そのメンバーもほとんど居なくなった。そういう意味で、ポルトガルはまた不遇の時代が来ると思われていた。
しかし、デコやクリスチアーノ・ロナウドなどの実力のある若手が出てきたことで、世代交代が上手くいった。そして、そのチームをまとめた、前回ブラジルを優勝させたフェリペ監督の手腕。
前述の若手、そしてパウレタやフィーゴなどのベテランがチームとして見事に噛みあった結果だと思う。
残念ながらダーティーなイメージはついてしまったものの、実力としては申し分なかった。
フィーゴ・ロナウド・デコという3人の攻撃ラインが目立つのだが、その下にいるマニシェがダイナモとしての動きをしっかりできていたために、あの3人の攻撃も生きたというのを忘れてはならないだろう。
残念なのは、パウレタが思ったよりゴールを決められなかったところかな。1トップだと、やはり攻撃の際の対象がわかりやすいために、守備側は抑えやすく、それをあまり打開できなかった。実力者だけに残念だと思った。



長くなってきた。
第1回はここで終ろう。
第2回はベスト8以下の有力国や個人的な注目国を中心に国別の感想を。

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ワールドカップ決勝 イタリア対フランス

○イタリア(優勝3回) 1-1(PK 5-3) フランス(優勝1回)×
両チームの入場で、この試合が今大会最後である事に、興奮と寂しさを感じる。
開始して10分も経たない内に試合が動く。
マテラッツィがマルダをペナルティエリア内で倒し、フランスのPK。蹴るのは、この試合で引退するジダン。
これを技ありで決めて先制する。
しかし、俺には、このファウルはどうかなと思った。まず、マテラッツィは止まれなかったために、故意ではなかったということ。そしてマルダは明らかにダイブしてたという事。だから、シミュレーションのファウル(故意に倒れた選手の反則)ではないかと。
どちらにせよ、これで試合は終わって欲しくないと思った。
しかし、以前やったウイイレでのシュミレーションでは、フランスがジダンのPKによる1点で勝っている事が頭をよぎる。

その心配が杞憂に終わるのは、それから12分後だった。
ピルロが蹴ったコーナーキックを、さっきPKを与えてしまったマテラッツィが、凄いジャンプ力で併せ同点に。
ここからは、互いの守備が踏ん張る展開になる。イタリアは、コーナーキックでのチャンスが多いのだが、流れからのチャンスがなかなか掴めない。
フランスもカンナバーロの鉄壁のディフェンスで、シュートを阻止される。

後半に入り、ビエラが負傷で交代する。しかし、この試合明らかに調子の悪いトッティも、間もなくベンチに下がってしまった。ここから激しい試合展開へ。
フランスが有利に試合を展開する。アンリも今まで見れなかったような動きを見せ、得点への期待も高まる。開始早々に脳震盪を起こしたように見えたが、動きは良かった。
選手同士の当たりも激しくなる。34分、ジダンが競り合いで肩から落ち、負傷。脱臼していたのかもしれないが、出場を続ける。

イタリアもデルピエロを投入するも、結局ゴールはどちらも奪えず延長戦へ。
延長前半は、フランスの怒涛の攻撃だった。延長前半終了間際のジダンのヘディングシュート(8年前を思い出させるような)は、ブッフォンがワンハンドで弾き出しゴールならず。

延長後半に入ると、事件が起こった。
http://www.youtube.com/watch?v=j1i_l0OeeMc
ジダンを後ろから羽交い絞めにするように守ったマテラッツィに、抗議するジダン。そのままジダンは彼から離れようとしていた。しかし、突如彼の方へ足を向け、突如頭突きをマテラッツィの胸へ。
プレーとは関係ない場面で、試合が止まり、審判が確認してレッドカードで退場。
その原因はわかっていない。ジダンに対する野次をマテラッツィが飛ばしたのか、ジダンがイラついていただけなのか。
ジダンは、人間的にも優れた陣部宇多と言われている。しかも引退試合で、あのような事を行ったのは、衝撃だった。
しかし、以前のジダンの行動を書いてみると、見えてくるものがある。
フランス大会のサウジアラビア戦で相手選手の両足を踏んで退場になり、2試合の出場停止。
2000年チャンピオンズリーグ(ユベントス所属)でハンブルガーSVの選手に対し頭突きして退場になり、5試合の出場停止。
2004年リーガ・エスパニョーラ(レアルマドリード所属)でムルシアの選手に対し頭突き。
2005年リーガ・エスパニョーラでもビジャレアルの選手に対して平手打ち。

逆にマテラッツィに関してもこのような出来事が残っている。
2004年、シエナ戦で試合に出てなかった彼はシエナのブルーノ・チリッロに対し汚い野次を飛ばし続け、これに苛立ったチリッロが試合終了後にマテラッツィに詰め寄ったところ、マテラッツィはチリッロを暴行。チリッロが生中継に顔面あざだらけで現れこの事態を告白。マテラッツィは罰金と2ヶ月の出場停止を受けた。

ある意味起こるべくして起こったとも言えなくはない。
ジダンは退場覚悟の頭突きだっただろう。それだけ腹を立てていたと思われる。自分の引退試合にもかかわらず。
これでジダンのサッカー人生は終わった。
良くも悪くも、伝説に残る事になった。個人的には、あれでジダンをより好きになったけども。

試合は、それから観客のブーイングで、集中しづらくなる。そしてそのまま試合が終わりPK戦に。
イタリアは、PK戦は避けたかったかもしれない。

イタリア先攻。
今大会、レジスタ(司令塔)として活躍したピルロがまず確実に決める。
フランスは途中出場のヴィルトールが決めて追いつく。
2本目、イタリアはこの試合は彼の試合だったと言っても過言ではないマテラッツィが、無難に決める。
フランスはトレゼゲ。世界屈指のプレイヤーだが、今大会はアンリの1トップを採用し、途中交代も監督はサハを重用したため出れず、この試合はサハの累積警告もあり、延長から出場してきた。
イタリア戦では、2000年のEUROで、彼のゴールデンゴールで優勝を決めたこともある。
しかし、今大会での彼には運が無かった。ジダンが前半で決めたようにバーに当たるものの、トレゼゲの場合、ゴールラインの外。外してしまう。
3本目、イタリアはデ・ロッシ。アメリカ戦での三沢光晴ばりのエルボーで相手を流血させ、4試合の出場停止。この試合で復帰できた。確実に決めて3-1にする。
フランスはアビダル。外せない場面だが、きっちり決めて3-2に。
4本目、イタリアが蹴るのはデル・ピエロ。
決めればリーチの場面。しかし、イタリアのPKの弱さ、さらに12年前のロベルト・バッジオがデル・ピエロに重なってみえる。
そんな事を考えていたらあっさりとゴールを決めた。このゴールは、今までの苦手意識を吹き飛ばすゴールだったかもしれない。
フランスはサニョルが決め、PK戦を終わらせなかった。
運命の5本目。
イタリアはグロッソ。オーストラリア戦で、終了間際のPKを貰った選手だ。
彼は落ち着いて決めて、優勝が決まった。

アズーリ(イタリア代表の愛称)が、24年ぶり4度目の優勝を決めた。
これで、優勝回数が、5回のブラジルに次いで単独の2位となった。

セレモニーでは、カモラネージが断髪式をやったり、ガットゥーゾがパンツ一枚になってたり、なんか笑えたんだが。

ジダン退場の時、ピッチを去る横に、優勝トロフィーが置かれていた映像は切なかった。

こうして18回目のワールドカップは終わった。



最終回じゃないぞよ。もうちょっとだけ続くんじゃ。

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ワールドカップ3位決定戦 ドイツ対ポルトガル

○ドイツ(優勝3回) 3-1 ポルトガル(最高位3位)×
ドイツはバラックが実質欠場。ポルトガルはベンチスタートになった試合。
3位決定戦は、商業的な意味合いが強く、賛否両論がある。実際、選手のモチベーション維持は大変なものがある。
両チームとも決定機を作れなかった前半。それでも見応えはあった。クリスチアーノ・ロナウドのドリブルは、見事なんだが、ダイブ(わざと倒れてファウルを貰おうとする)が多かったようにも見えた。更に、イングランド戦でのルーニーの退場騒動で、彼が絡んでいたために、彼がボールを持つとブーイングが凄かった。
何より、ポルトガルはオランダ戦の影響もあってか、ダーティーなイメージが残り、審判(日本人審判)もドイツ寄りというわけではないのだろうが、あまりファウルを取れなかった。

後半に入ると、ドイツがチャンスをものにする。シュバインシュタイガー(日本との調整試合で加持をケガさせた選手でお馴染み?)が、コース抜群なミドルを放ち先制。
約4分後、シュバインシュタイガーの蹴ったFKが相手選手のクリアミスを誘いオウンゴールで追加点。
そこから、ドイツはノイビル。ポルトガルはヌーノゴメス、フィーゴと選手が出てくる。
2点目から約15分後にはまたもシュバインシュタイガーが1点目を思い出させるようなミドルでダメ押し。
そこで彼はユニフォームを脱ぎイエローカード、そしてベンチに下がった。
後半終了間際。恐らく代表最後のプレーのフィーゴが右サイドから、ピンポイントのクロス。それをヌーノゴメスが確実に決めて1点取り返す。ゴールが決まったとき、会場は静まり返った。静かなゴールだった。しかし、反撃はそこまでだった。

この試合、今大会初出場のドイツ、オリバーカーンが見せた好セーブが印象に残った。控えに甘んじていても、調整はきちんとできていたことを証明した。

ポルトガルはデコがイマイチ生かされなかった事が、勝負を決めたのかもしれない。

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2006.07.18

イベントの告知ですわ。

Hybrid Rainbow #015
-KICK IT OUT-
06/07/21 (fri) 21:00-
at Kieth Flack 1F
1,000yen(with 1drink)
コンピ&フリーペーパーを先着50名様にプレゼント。

DJs
miyuki
YAMATOMO
ミキ
PEACOCK
WADACHI
TAMTAM
S-Mile

VJs
Iris Technology
http://sound.jp/hybridrainbow

ドSなmiyukiと本当の意味でのカメラ小僧のYAMATOMOと北九州からの刺客のミキと犬には見境無いPEACOCKと最近QMAにお熱なWADACHIともっきゅもっきゅしたTAMTAMと最近パチンコが辞められないS-MileというDJ陣です。誰一人DJらしい紹介してません。

↑これ仕事中でもエロゲの事ばかり考えてるsoupというVJが考えた文章らしいよ。

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2006.07.06

ワールドカップ準決勝 ポルトガル対フランス

×ポルトガル(最高位3位) 0-1 フランス(優勝1回)○
この試合も白熱した好ゲームになった。互いに譲らないんだよね。前半はフランスが有利に進めてるように見えたんだけど、それでも決定的なチャンスまでには至らず。
ポルトガルも同じような状態。
PKでジダンが決めて、ポルトガルがボールを支配するんだけど、テュラム中心のディフェンスライン。マケレレ・ビエラのボランチコンビはなかなか崩せなかった。ここら辺は昨日のイタリアに似てるかな。キーパーのバルテズはファンブルも多く不安な面はあったけど。
結果だけでは物足りないかもしれないけど、緊迫感は90分続いてた。隙を見せれば確実にやられる、そんな試合。
ロスタイムのポルトガルパワープレイ。キーパーまで上がってコーナーだったんだけど、はね返されたところにキーパーのリカルドが相手ゴールに背を向けた状態でボールを蹴り上げ、そこには味方選手が。この気迫は、見習うべきだと思う。
ちなみにPKの得点でも、キーパーのリカルドはボールの方へ飛んでいた。前試合のPK戦での勢いがまだあったのかもしれないと感じただけに、惜しかった。

ということで、結果はこうなった。
決勝
イタリア(優勝3回)
vs
フランス(優勝1回)

3位決定戦
ドイツ(優勝3回)
vs
ポルトガル(最高位3位)

はい、俺の応援チームは全滅ですよ、ええ(ノД`)シクシク

この2試合の予想や展望はあえてしません。もう純粋に試合を楽しみましょう。それだけで充分です。
ちなみに、開幕前のウイイレでのシュミレーションでは、フランスの優勝でした。ありえないと思いましたけど、決勝まで残ってきました(笑)。

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ワールドカップ準決勝 ドイツ対イタリア

×ドイツ(優勝3回) 0-2 イタリア(優勝3回)○
劇的な試合だった。レベルの高い攻撃、レベルの高い守備。ドイツのサイドを中心とした攻めは、カンナバーロを中心に守り、シュートを打たれても、ブッフォンのスーパーセーブで得点を許さない。
イタリアの攻めも今では統率の取れた守備が確実に守っていく、そしてイタリアと同じようにゴール前にはレーマンが鉄壁の守りを見せる。
前半後半でも決着が付かず延長戦に。
イタリアは、デルピエロを左サイドに投入。トッティと同時にピッチに立った。
ドイツは最後のカードにノイビルを入れる。
これで守りきって攻めての繰り返しになる。延長も後半。このままだとPKになる。
PKになるとイタリアは弱く、ドイツは強いというジンクスがある。
しかし、イタリアは延長後半14分、ここまでコーナーキックのほとんどをレーマンにキャッチされていたんだが、こぼれ玉をピルロが拾い(このコーナーはピルロのミドルシュートが生んだものだった)、落ち着いて前に居たグロッソへとパス。そしてグロッソはダイレクトでそれをゴール左隅へ。これが119分後の先制点になった。
当然、ドイツはこれで攻めるしかない。前がかりになったドイツ。ロスタイムにカンナーバーロに奪われ、前線のジラルディーノへ。そこに走りこんできたデルピエロがパスを受ける。ペナルティエリアの左側。いわゆる「デルピエロゾーン」でボールを受け取った彼は、2点目を決めた。
と同時に試合終了。
94年アメリカ大会以来、イタリアが決勝への切符を手に入れた。
劇的な結果。そして素晴らしい試合だった。

余談:試合中にテロップで北がミサイル発射のニュース。試合に集中させてくれない北にむかついた。

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ワールドカップ決勝トーナメント準々決勝感想

○ドイツ(優勝3回) 1-1(PK 4-2) アルゼンチン(優勝2回)×
総合力ではアルゼンチンだった。先制したのもアルゼンチンで試合の流れもアルゼンチンペースだった。
しかし、予定外の出来事が起きる。キーパーの負傷退場。これで交代選手の予定も狂ってくる。
そしてアルゼンチンは守備的になっていった。リケルメを下げて、カンビアッソを投入。
しかし、流れはドイツに傾いた。
クローゼの同点ゴール。そして試合はPK戦になった。
そのPK戦前に、不仲と言われていたカーンがレーマンに話しかけていたシーンが映った。
俺は、これを見て試合が決まったような感覚になった。
ドイツは確実に決めた中、アルゼンチンは2本外してしまった。
決めた2本を含めて、アルゼンチンの4本とも、レーマンにコースは読まれていた。
結果として、キーパーの差が出たのかもしれないが、やっぱりじわじわと調子を上げてきて、チームのまとまりが出てきたドイツが強かったという事かもしれないし、やっぱりPKになると、アルゼンチンにはブーイングが凄かったし、それに気圧されたのかもしれない。
アルゼンチンは、3度目を狙えるチームだっただけに、悔しいだろう。
ただ、試合後の乱闘騒ぎはいただけない。

○イタリア(優勝3回) 3-0 ウクライナ(初出場)×
結果的にも内容的にもイタリアの試合だった。守備面の不安も気にはならなかった。さらに、この試合でここまで得点のなかったトニがゴールを決めたというのが大きい。しかも2得点。一度決めれば、波に乗る事も多いのでこの次の試合、イタリアは強みを増すかもしれない。
ウクライナは、悪かったわけではない。シェバも動きそのものは良かったと思うし、マルセイユルーレットなど、魅せてくれた。

×イングランド(優勝1回) 0-0(PK1-3) ポルトガル(最高位3位)○
イングランドには運もなかったのかもしれない。そう言ってしまえば、開幕からなのかもしれないが。
ルーニー復帰して、オーウェンがケガで去った。急ごしらえの1トップでは機能せず、内容も低調だったと言わざるをえない。
さらに、この試合では、ベッカムが負傷退場し、ルーニーの悪い癖が出て1発レッド。結果的に、攻め手を欠いたイングランドは得点を上げられずPK戦になった。
ポルトガルとしては、代役不在のデコを出場停止で欠いていたものの、フィーゴが余りある動きを見せた。
ケガが心配されたクリスチアーノ・ロナウドもいい動きを見せ、組織がしっかりしていて、得点こそあげられなかったが、試合運びはポルトガルの方が良かった。
そしてPK戦。始まる前に俺はランパードとクリスチアーノ・ロナウドがキープレイヤーになると思っていた。
ランパードは、この大会シュートこそ放つものの、なかなか枠に飛ばず調子が上がってなかった。
ロナウドは、若さと性格でポカをやらかす可能性があった。
そして、イングランド後攻での1本目。ポルトガルは既に1本決めている。そのランパード。悪い意味で予想が当たってしまう。
しかし、ポルトガルが2本目を外し、イングランドが決めて追いつく。
3本目はともに外し、4本目。ポスティガが決め、イングランドはキャラガー。これを外してしまう。これでポルトガルにリーチがかり、クリスティアーノ・ロナウドが出てきた。
こちらは、本当に、めちゃくちゃ落ち着いて蹴り込み、試合を決めた。
イングランドが蹴った4本。全てキーパーのリカルドはコースを読んでいた。決められた1本も手には当てていた。
結果的にイングランドは本来の力を発揮できないまま、大会を去ることになってしまったような気がする。
対してポルトガルはこの厳しい戦いを勝った事で勢いに乗ることもありうる。

×ブラジル(優勝5回) 0-1 フランス(優勝1回)○
ブラジルの敗因は、システムにあった。アドリアーノをベンチに下げ、ロナウドの実質1トップ気味。ロナウジーニョが一応2トップのパートナー状態ではあったのだが、本来の役割ができない上に、徹底的にマークされていて、ボールを貰う事もままならなかった。
逆にフランスはジダンが、引退する選手とは思えないキレぶりを発揮。これでもかというくらいのテクニックを見せ付けた。それは見惚れてしまうくらいの華麗な動き。ブラジルの選手たちは翻弄された。
フランスの得点も、色々言われてきたジダンからアンリへのライン。このパスは見事だった。
それから動き出したブラジルはロビーニョ・アドリアーノを投入し攻撃的になったのだが、ビエラ・マケレレ・テュラム・バルテズのベテランが踏ん張った。

優勝候補と呼ばれてきたチームは優勝できない大会だとも言われる。
前回の決勝は、ブラジルもドイツも優勝候補よは呼べなかった。今大会も強豪国は残っているものの、その中の優勝候補は消えていった中、ブラジルも姿を消す事になった。
これでジダンはイエローカードを次の試合で貰わない限り、6試合(1試合出場停止だった)と最後まで戦う事が決まった。

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2006.07.05

ワールドカップ決勝トーナメント1回戦感想

○ドイツ(A1位) 2-0 スウェーデン(B2位)×
ドイツは試合毎に強くなってるような気がする。
それも、バラックの調子が上がってきてるからかもしれない。
先制点の基点になったバラックの浮かせたスルーパスは凄かった。不安だった守備も安定してきた。
スウェーデンは、悪くはなかったんだけどね・・・退場者が出ちゃったのが痛かった。ラーションのPKを外したのが止めだったかな。基点を封じられちゃ、どうしようもないなぁ。残念。

○アルゼンチン(C1位) 2-1 メキシコ(D2位)×
3試合を見た時点でアルゼンチンは、今大会優勝もありうると思ったんだけど、そう上手くいかないのが、面白いところで。
前半開始早々にメキシコが先制。しかし、即座にアルゼンチンが追いつく。
しかし、それから膠着状態が続く。どちらかといえば、メキシコのパスワークが噛みあい、アルゼンチンはなかなかボールを触れなかった。だがメキシコもゴールは奪えず、延長戦に。
そして延長前半に、マキシ・ロドリゲスの素晴らしいミドルシュート。それでようやく逆転。このまま試合が終わりアルゼンチンが辛くも勝利した。
メキシコもいい試合をしてたんだよ。強さを見せてくれた。

○イングランド(B1位) 1-0 エクアドル(A2位)×
イングランドは、ルーニーの1トップにしてきたんだけど、それだけやっぱりルーニーに負担がでかくなり、守る方も守りやすい。
エクアドルは攻められながらも、いいチャンスを作った。しかし、得点にならず。
後半に入り、ゴールになったのはベッカムのFKだった。回転をかけたシュート。コースが抜群だった。試合を決めた差というのがこの差なんだろうね。
エクアドルは内弁慶だとは言われていたけど、決して弱いチームではなかった。逆にイングランドは、まだチーム内のコンディションにバラつきがある感じ。それでも強いと思うけど。

○ポルトガル(D1位) 1-0 オランダ(C2位)×
オランダサポです。それを踏まえて読んでください。
結果を言えば、イエロー16枚。退場4人という滅茶苦茶な試合になったんだけど。
そもそもの発端はポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドへの蹴りが全てだったんじゃないかと思う。あれから、ポルトガルの選手にも火がついた。それから報復合戦のような展開。手も出せば足も出す。
止めは、レフェリーボールをポルトガルがオランダに返す所をオランダが奪いにいったところ。あれで完全に壊れた。
オランダは負けちゃったけど、なんか悔しくないというか。あれなら仕方ないと思った。逆に逆転勝ちしても嬉しくなかったと思う。
オランダの良さといえば、後半開始からの怒涛の攻め。あれでこそ、俺が好きなオランダなんだよね。あれをもっと見てたかった。
残念です。色んな意味で。
オランダは
ニステルローイが出ないまま。
ポルトガルはデコが次の試合出れない。
やっぱ後味の悪い試合になっちゃったね。期待してただけに。
一番嬉しかったのは、退場したオランダのジオとポルトガルのデコ。交代で下がったオランダのボメル(だったはず)のバルサトリオが一緒に座って試合を見てたのが微笑ましかったというか、いいシーンだったな。

○イタリア(E1位) 1-0 オーストラリア(F2位)×
この試合、序盤はイタリアが押していた。攻撃的なイタリアを見るのは楽しい。
しかし、マテ兄マテラッツィの退場で流れが変わる。一人減って劣勢に立たされたイタリア。イタリアはメンバーを帰るが、オーストラリアのヒディングは変えてこない。延長まで戦って、スタミナの切れたところを狙うつもりだったのだろうか。イタリア最後の一枚にトッティを入れてきた。
トッティといえば、4年前の韓国戦、シミュレーションで退場になってしまった(正式に誤審だったと後に判明)。その時の韓国の監督がヒディングだった。彼の4年間の思いを晴らす時がやってきた。
試合終了間際。間際というかもうロスタイムも終わりの時間にPKをイタリアが手に入れる。そこで蹴ったのがトッティ。確実に決めて、そこで試合終了。
ヒディングは結局一人しか交代しないまま、読みが外れた結果になってしまった。
内容としては、審判のジャッジも微妙だったし、なんとも言えない試合だったけれど、ガットゥーゾがオーストラリアの選手に睨みをきかせてるシーンが見れて良かったかな(笑)
オーストラリアも、数的優位とはいえ、強かった。よく戦った。しかし、イタリアの伝家の宝刀カテナチオが、ここで発動したら、さすがにゴールを奪えなかったね。
勝ち進んだイタリアだけれども、ネスタがケガ。マテラッツィが出場停止と、CBをどうするのかが次の試合のポイントになるだろう。

×スイス(G1位) (0-0 PK 0-3) ウクライナ(H2位)○
結果だけ見るとアレだけれど、面白い試合だった。前の試合と前の前の試合が消化不良だった事もあって、すごくクリーンな試合で、見ていて飽きさせない試合だった。
スイスは、シェバを完全に抑え、ウクライナも決定機をきちんと防いでいく。結局120分戦っても得点にはならずPKへ。
ウクライナの最初のキッカーはシェバ。
外す。
大舞台でエースが外すシーンは12年前の決勝を思い出させた。
しかし、12年前とは違う事になる。
スイスは最初のキッカーが外し、ウクライナが2本目を決めたら、スイスは再び外す。3本目を決めたウクライナに対し、またもやスイスは外す。4本目。ウクライナがこれを決めて試合終了。
スイスは若さが最後に裏目に出たのかもしれない。でも、スイスは2年後のEURO、4年後のワールドカップが楽しみなチームである。しかも、無失点のまま敗退という記録を作って。

○ブラジル(F1位) 3-0 ガーナ×(E2位)
ブラジルが本当にノってきた。
先制のロナウドは、調子が上がってきてる。あのキーパー交わしてゴールなんて。
2点目のアドリアーノはオフサイドっぽいけどね。そこからは、ブラジルは試合を楽しんでるように見えた。
カフーはどんどん上がるし、ロナウジーニョも脇役に徹しているとはいえ、ところどころにすごいプレー見せるしね。
結果を見ればブラジルの強さが際立った感じだね。ガーナもいいシーンはあったんだけど、決定力がなかった。それも、ブラジルディフェンスがコース塞いでたってのもあるけど。

×スペイン(H1位) 1-3 フランス(G2位)○
今のとこ、俺ベストゲーム。
ジダンが華麗なスルーパスを出せば、カシジャスが止め、無敵艦隊が怒涛の攻めを見せれば、テュラムやマケレレが必死で防ぐ。
一進一退の攻防。しかも見ごたえありまくり。
先制したのはスペインだった。PKでビジャがゴール。
そこからまた動きが慌しくなる。見ている方も瞬きする暇もなく、テンションが上がる。
そして試合が動いたのは前半終了間際。これまでチャンスというチャンスを外してきたリベリーが同点ゴールを決める。
同点になり、後半はどうにかして追加点を奪いにくる両チーム。
そのまま点は動かず、延長戦かと思われた後半39分。ジダンからのFK。スペインはクリアするが、クリアしたボールは詰めていたビエラの頭へ。そしてビエラが頭で押し込み逆転。
スペインは攻めるしかなくなる。パワープレイ気味に前線に選手を押し出す。
しかし、フランスはそこからカウンターを取った。ヴィルトールから向かったボールはジダンへ。スペインの守護神の前に立ちはだかる大きな壁。プジョル。しかしプジョルもジダンにかわされる。レアルのジダンがバルサのプジョルを抜いた。そして、目の前にはキーパーカシジャス一人。ジダン最後のチームレアルで鉄壁の守護神のカシジャス。ジダンの蹴ったボールはチームメイトを抜けてゴールネットを揺らした。
これで試合が決定した。
フランスはジダンだけじゃなく、マケレレやテュラム、ビエラなどが活躍。グループリーグでの動きがウソのように躍動していた。
スペインは、逆にグループリーグの勢いを出せずに終わってしまったのかもしれない。これがワールドカップの怖いところでもある。
無敵艦隊は、再び沈んでしまった。

どちらも素晴らしかった。勝負とは非情だ。
スイスもスペインも。これで消えるのが惜しい。

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