2006.07.19

ワールドカップ総括2

ということで、第2回。

各国の感想なんかを。

ブラジル
結果だけいうと、カルテット・マジコが機能しなかったと。監督はアメリカ大会の優勝監督で慎重派として知られ、守備面もきっちりやる人だったから、カルテット・マジコは採用しないんじゃないかと思ってたけど。
国民感情に従う形で使い続けてこうなったと、そう思ってしまう。
本来のポジションではなかったロナウジーニョ。序盤は全くダメだったロナウド。リーグのコンディションを引きずってるかのようなアドリアーノ。パスの出しどころに悩んでいたカカ。
こう見ると結果は見えていたのかもしれない。
選手たちを上手く使えるシステムにしておけば良かっただろう。実際、カルテット・マジコシステムはほとんど実戦で試されていなかったのだから。
スペクタクルさを見せるのか、確実に勝ちにいくのか。サッカー王国としての考え方なので、俺にはわからない部分もあるが、優勝を約束されたチームというのは辛いんだなと。勝つだけじゃ国民は納得しないんだもん。

イングランド
何より、不運だったよ。オーウェンがケガ→ルーニーもケガ。オーウェン復帰→ルーニー復帰→オーウェンまたケガ。
これでは、監督も辛かったと思う。
しかし、敗因はそれだけじゃない。クラウチはいたのだが、もう1人実戦で使えるフォワードを召集しておくべきだった。
そして協力な中盤も、ジェラードとランパードがイマイチ噛み合わなかった。スタイルが似ている事もあるかもしれないが。
攻撃のパターンが単調になってしまっていたのも、敗因かもしれない。創造性に欠けるというか。パターンが少ないなら、守る方は守りやすい。
まあ、やっぱり運がなかったかなと、それが大きい感じ。

アルゼンチン
一発勝負って事に泣いたかも。あとは監督のネガティブな采配に。
ドイツ戦で、リケルメを下げ守備的にしたのは良かったが、それで同点になってしまっては、やはり前線が生きない。しかもキーパーの負傷で予定外のカードを一枚使ってしまっていたために、攻撃的なテコ入れもできないままだった。
それまでの戦いはほとんどパーフェクトだったんだけど。残念というかもったいないというか・・・

スペイン
アルゼンチンと並んで、グループリーグを見る限り優勝に近いチームだと思っていた。
しかし、フランスに同点に追いつかれたところで、明らかに浮き足立った。どうしたらいいかわからなくなった、まではいかないが、ピッチ上の選手が混乱していた。
若さから来るものなのかもしれないのだが、それなら、今後が楽しみではある。
スペインは、国民意識の部分でも統一意識が薄いため、なかなかまとまらないと言われていて、結果がなかなか出なかっただけに、今大会の試合を見て、ついに来るか、と思ったんだけどな・・・

さて、今度は地域別に。
アフリカ
個人能力の高さを武器に、魅せてくれた。
一本のパスから抜け出されると、どんな選手でも止めるのは難しい。アフリカのレベルは決して低くはないのだ。
しかし、今大会は1ヶ国しか16に残れなかった。これは入ったグループの運もあるだろうが、「個」のアフリカでは「組織」に勝てなかったということ。
今大会結果を残したチームは「個」ではなく「組織」のチームだった。
アフリカに足りないのは組織力だと言われている。だから、組織力がしっかりすれば、アフリカ勢の優勝も決して遠くはない。

アジア
全滅。(オーストラリアを入れれば別)
残念だとしか言いようがない。世界のレベルを痛感しただろう。
足りないのは一つや二つじゃないだろう。これからはオセアニアも予選から一緒になる。つまりオーストラリアとも予選から戦う事になるのだ。
ワールドカップに出るためには、やるべき事が数多くある。

ということで、国、地域で見てきた。
最終回は選手を見ていこう。
最終回は来週に(笑)
個人的なベスト11とかも入れたいので。

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ワールドカップ総括1

まずは、全体を通して振り返ってみたいと思う。

今大会は、開幕前「攻撃的な大会」になるのではないかと思っていた。
だから、点の取り合いになるような試合が増えるんじゃないかと。開幕戦を見て、その思いは強くなったんだけど。
しかし、現代サッカーの通り、守備がしっかりして、あまり得点の入らない大会になった。
これは攻撃陣が悪かったと言うより、守備陣が素晴らしかったと捉えた方がいい。

結果を残したチームが守備がしっかりしていたのを見れば、それも納得する。
そして、結果的に接戦が多かったから、エキサイトしたとも言える。逆に接戦でも、攻めあぐねたしあいで物足りないとも言える。

そして、今大会は、というか今大会も審判の問題は多く出た。と言っても、これはワールドカップに限った事ではない。今年のCL決勝でも問題はあったわけだし、裁いているのも人間だから仕方がない。・・・そう言ってしまえばそれだけなのだが、やはり審判のレベルも上げないといけないし、世界で21人だったかな、選ばれた審判なわけで、それで問題になるって事は、審判のレベルを疑ってしまう事になる。
まあフォローすれば、審判にもプレッシャーはあるだろうからね。でも、審判が目立つ試合になっちゃダメだと思う。

ま、半分オランダサポとしての愚痴が入ってるけども。

さて、次は国ごとの感想を。

優勝したイタリア。
カテナチオからの脱却とうたわれていたチームだったが、蓋を開けてみれば、見事な鍵っぷりで、失点もオウンゴールとPKの2失点だけだったという強力な守備力だった。ネスタの欠場があったものの、カンナバーロがその穴を埋めて余りある動きを見せた。そしてGKブッフォンのスーパーセーブ。あれを見てたら、失点しそうな気がしなかった。
ネスタの代役だったマテラッツィも決勝では色んな意味で活躍した。
何より、イタリアの総得点の内訳が、FWに偏らず、ピッチに立ったほとんどの選手が得点を決めている事が目立つ。
そういう意味では、オランダの掲げたトータルフットボールというのの真の形なのかなとか勝手に思った。
逆に、トニ・ジラルディーノの2トップは期待されるほど点が取れず、ジラルディーノは途中からベンチ要員になってしまった。トッティも決してベストコンディションだったとは言えない。イタリアの攻撃的な強さ、前評判の強さとして見れば、ウクライナ戦くらいだったと思う。
中盤は、やはり厚みがあった。ガットゥーゾの献身的な動き、カモラネージのサイド攻撃、そして何より、レジスタであるピルロの動きが良かった。彼のポジショニングや、試合を見る感覚というのは、努力もあり、才能もあるんだと。素晴らしい選手だ。
グループリーグに苦戦したチームだったが、過去を見ても、そういうチームの方が残ってきたりするもんだ。
前評判の高くないチームが決勝に残り、優勝するというのが過去2大会の例だが、今大会はそういうわけでもなかった。
攻撃力の、予想外の物足りなさを守備がきっちり補完したと言えるチームだったかな。

準優勝のフランス。
前評判は低かった。予選を既に代表引退した選手に戻ってきてもらうことでどうにか突破し、戦力としては厳しいものがあった。実力はある。それでも年齢的な部分での弱さ。短期間の大会では体力勝負も必要とされる。そういう意味でも厳しいんじゃないかと。
フランスは、どこまで勝ちあがるかではなく、ジダンをピッチでどこまで見れるか、の方が注目が大きかった。
実際、グループリーグはギリギリでの突破で、昔から言われてきた、ジダンとアンリの連携の問題が、修正されていなかった。
それでも、イタリアと同じく、テュラムを中心としたディフェンスライン。マケレレ・ビエラという最強のボランチコンビが、相手の攻撃を跳ね返す。
攻撃面では、個人的にリベリーに注目していた。動きは良かったんだが、最後の部分での精度に弱さを感じた。それでも、あれだけの運動量は相手には脅威であった。試合を重ねる毎に、動きも良くなっていったし。
決勝トーナメントには辛くも残れたが、1回戦の相手がグループリーグの時点で最高とも言える試合をしてきたスペイン。それを破ったのは大きかった。しかも逆転で。
これは、実力と言うより、最初の方に書いた年齢的な部分がポジティブに作用したような気がする。経験という意味で。
そして優勝候補筆頭のブラジルも堅守もあって破り、気付けばベスト4まで上がってきていた。
心配された体力面も、それほど不安な感じではなく、決勝へ。
準優勝に終わったとは言え、イタリアに負けない守備力を誇るチームであったと思う。
その差は・・・やっぱり監督かな。ドメネクはやっぱり好きになれない。星座での相性が悪いからって代表を外すなんてねぇ。ジュリとピレスがいたら、もしかしたら・・・とも思ってしまう。
これで引退したジダンだが、もちろん、最後のアレはやっちゃいけないことだが、批判をするつもりはない。ネガティブなイメージでの引退ではある。それでもああいう選手が居てもいいんじゃないかなってね。人間らしくていいいと思った。
俺カントナ好きだから(笑)

3位のドイツ
ドイツも前評判は低かった。何より守備がほとんど崩壊していた事にある。日本戦での2失点は、ドイツに失望を、日本に希望を持たせた。(結果はともかく)
初戦でも4得点はしたものの2失点で、不安要素が改めて浮き彫りになった。
しかし、ドイツはここからが違った。試合を重ねるごとに、ディフェンスラインが安定してきて、FKレーマンのセーブもあり、得点を奪うのが難しいチームへと変貌を遂げた。
さらに、攻撃面でも若いポドルスキだけでなく、クローゼが絶好調だった事もあり、強いドイツを目の当たりにする事となった。前回大会でのクローエはシンデレラボーイ的な扱いだったが、今大会のクローゼはブンデスリーガ得点王の看板を下げている。だからこそ、今大会の結果は妥当な結果とも言える。
そして、ドイツの中心選手であるバラック。決して本調子ではなかったかもしれないが、決定機での動きやパス出しは素晴らしかった。

4位のポルトガル
4年前、ゴールデンエイジ全盛期のチームで臨んでの悪夢。4年が経ち、そのメンバーもほとんど居なくなった。そういう意味で、ポルトガルはまた不遇の時代が来ると思われていた。
しかし、デコやクリスチアーノ・ロナウドなどの実力のある若手が出てきたことで、世代交代が上手くいった。そして、そのチームをまとめた、前回ブラジルを優勝させたフェリペ監督の手腕。
前述の若手、そしてパウレタやフィーゴなどのベテランがチームとして見事に噛みあった結果だと思う。
残念ながらダーティーなイメージはついてしまったものの、実力としては申し分なかった。
フィーゴ・ロナウド・デコという3人の攻撃ラインが目立つのだが、その下にいるマニシェがダイナモとしての動きをしっかりできていたために、あの3人の攻撃も生きたというのを忘れてはならないだろう。
残念なのは、パウレタが思ったよりゴールを決められなかったところかな。1トップだと、やはり攻撃の際の対象がわかりやすいために、守備側は抑えやすく、それをあまり打開できなかった。実力者だけに残念だと思った。



長くなってきた。
第1回はここで終ろう。
第2回はベスト8以下の有力国や個人的な注目国を中心に国別の感想を。

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ワールドカップ決勝 イタリア対フランス

○イタリア(優勝3回) 1-1(PK 5-3) フランス(優勝1回)×
両チームの入場で、この試合が今大会最後である事に、興奮と寂しさを感じる。
開始して10分も経たない内に試合が動く。
マテラッツィがマルダをペナルティエリア内で倒し、フランスのPK。蹴るのは、この試合で引退するジダン。
これを技ありで決めて先制する。
しかし、俺には、このファウルはどうかなと思った。まず、マテラッツィは止まれなかったために、故意ではなかったということ。そしてマルダは明らかにダイブしてたという事。だから、シミュレーションのファウル(故意に倒れた選手の反則)ではないかと。
どちらにせよ、これで試合は終わって欲しくないと思った。
しかし、以前やったウイイレでのシュミレーションでは、フランスがジダンのPKによる1点で勝っている事が頭をよぎる。

その心配が杞憂に終わるのは、それから12分後だった。
ピルロが蹴ったコーナーキックを、さっきPKを与えてしまったマテラッツィが、凄いジャンプ力で併せ同点に。
ここからは、互いの守備が踏ん張る展開になる。イタリアは、コーナーキックでのチャンスが多いのだが、流れからのチャンスがなかなか掴めない。
フランスもカンナバーロの鉄壁のディフェンスで、シュートを阻止される。

後半に入り、ビエラが負傷で交代する。しかし、この試合明らかに調子の悪いトッティも、間もなくベンチに下がってしまった。ここから激しい試合展開へ。
フランスが有利に試合を展開する。アンリも今まで見れなかったような動きを見せ、得点への期待も高まる。開始早々に脳震盪を起こしたように見えたが、動きは良かった。
選手同士の当たりも激しくなる。34分、ジダンが競り合いで肩から落ち、負傷。脱臼していたのかもしれないが、出場を続ける。

イタリアもデルピエロを投入するも、結局ゴールはどちらも奪えず延長戦へ。
延長前半は、フランスの怒涛の攻撃だった。延長前半終了間際のジダンのヘディングシュート(8年前を思い出させるような)は、ブッフォンがワンハンドで弾き出しゴールならず。

延長後半に入ると、事件が起こった。
http://www.youtube.com/watch?v=j1i_l0OeeMc
ジダンを後ろから羽交い絞めにするように守ったマテラッツィに、抗議するジダン。そのままジダンは彼から離れようとしていた。しかし、突如彼の方へ足を向け、突如頭突きをマテラッツィの胸へ。
プレーとは関係ない場面で、試合が止まり、審判が確認してレッドカードで退場。
その原因はわかっていない。ジダンに対する野次をマテラッツィが飛ばしたのか、ジダンがイラついていただけなのか。
ジダンは、人間的にも優れた陣部宇多と言われている。しかも引退試合で、あのような事を行ったのは、衝撃だった。
しかし、以前のジダンの行動を書いてみると、見えてくるものがある。
フランス大会のサウジアラビア戦で相手選手の両足を踏んで退場になり、2試合の出場停止。
2000年チャンピオンズリーグ(ユベントス所属)でハンブルガーSVの選手に対し頭突きして退場になり、5試合の出場停止。
2004年リーガ・エスパニョーラ(レアルマドリード所属)でムルシアの選手に対し頭突き。
2005年リーガ・エスパニョーラでもビジャレアルの選手に対して平手打ち。

逆にマテラッツィに関してもこのような出来事が残っている。
2004年、シエナ戦で試合に出てなかった彼はシエナのブルーノ・チリッロに対し汚い野次を飛ばし続け、これに苛立ったチリッロが試合終了後にマテラッツィに詰め寄ったところ、マテラッツィはチリッロを暴行。チリッロが生中継に顔面あざだらけで現れこの事態を告白。マテラッツィは罰金と2ヶ月の出場停止を受けた。

ある意味起こるべくして起こったとも言えなくはない。
ジダンは退場覚悟の頭突きだっただろう。それだけ腹を立てていたと思われる。自分の引退試合にもかかわらず。
これでジダンのサッカー人生は終わった。
良くも悪くも、伝説に残る事になった。個人的には、あれでジダンをより好きになったけども。

試合は、それから観客のブーイングで、集中しづらくなる。そしてそのまま試合が終わりPK戦に。
イタリアは、PK戦は避けたかったかもしれない。

イタリア先攻。
今大会、レジスタ(司令塔)として活躍したピルロがまず確実に決める。
フランスは途中出場のヴィルトールが決めて追いつく。
2本目、イタリアはこの試合は彼の試合だったと言っても過言ではないマテラッツィが、無難に決める。
フランスはトレゼゲ。世界屈指のプレイヤーだが、今大会はアンリの1トップを採用し、途中交代も監督はサハを重用したため出れず、この試合はサハの累積警告もあり、延長から出場してきた。
イタリア戦では、2000年のEUROで、彼のゴールデンゴールで優勝を決めたこともある。
しかし、今大会での彼には運が無かった。ジダンが前半で決めたようにバーに当たるものの、トレゼゲの場合、ゴールラインの外。外してしまう。
3本目、イタリアはデ・ロッシ。アメリカ戦での三沢光晴ばりのエルボーで相手を流血させ、4試合の出場停止。この試合で復帰できた。確実に決めて3-1にする。
フランスはアビダル。外せない場面だが、きっちり決めて3-2に。
4本目、イタリアが蹴るのはデル・ピエロ。
決めればリーチの場面。しかし、イタリアのPKの弱さ、さらに12年前のロベルト・バッジオがデル・ピエロに重なってみえる。
そんな事を考えていたらあっさりとゴールを決めた。このゴールは、今までの苦手意識を吹き飛ばすゴールだったかもしれない。
フランスはサニョルが決め、PK戦を終わらせなかった。
運命の5本目。
イタリアはグロッソ。オーストラリア戦で、終了間際のPKを貰った選手だ。
彼は落ち着いて決めて、優勝が決まった。

アズーリ(イタリア代表の愛称)が、24年ぶり4度目の優勝を決めた。
これで、優勝回数が、5回のブラジルに次いで単独の2位となった。

セレモニーでは、カモラネージが断髪式をやったり、ガットゥーゾがパンツ一枚になってたり、なんか笑えたんだが。

ジダン退場の時、ピッチを去る横に、優勝トロフィーが置かれていた映像は切なかった。

こうして18回目のワールドカップは終わった。



最終回じゃないぞよ。もうちょっとだけ続くんじゃ。

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ワールドカップ3位決定戦 ドイツ対ポルトガル

○ドイツ(優勝3回) 3-1 ポルトガル(最高位3位)×
ドイツはバラックが実質欠場。ポルトガルはベンチスタートになった試合。
3位決定戦は、商業的な意味合いが強く、賛否両論がある。実際、選手のモチベーション維持は大変なものがある。
両チームとも決定機を作れなかった前半。それでも見応えはあった。クリスチアーノ・ロナウドのドリブルは、見事なんだが、ダイブ(わざと倒れてファウルを貰おうとする)が多かったようにも見えた。更に、イングランド戦でのルーニーの退場騒動で、彼が絡んでいたために、彼がボールを持つとブーイングが凄かった。
何より、ポルトガルはオランダ戦の影響もあってか、ダーティーなイメージが残り、審判(日本人審判)もドイツ寄りというわけではないのだろうが、あまりファウルを取れなかった。

後半に入ると、ドイツがチャンスをものにする。シュバインシュタイガー(日本との調整試合で加持をケガさせた選手でお馴染み?)が、コース抜群なミドルを放ち先制。
約4分後、シュバインシュタイガーの蹴ったFKが相手選手のクリアミスを誘いオウンゴールで追加点。
そこから、ドイツはノイビル。ポルトガルはヌーノゴメス、フィーゴと選手が出てくる。
2点目から約15分後にはまたもシュバインシュタイガーが1点目を思い出させるようなミドルでダメ押し。
そこで彼はユニフォームを脱ぎイエローカード、そしてベンチに下がった。
後半終了間際。恐らく代表最後のプレーのフィーゴが右サイドから、ピンポイントのクロス。それをヌーノゴメスが確実に決めて1点取り返す。ゴールが決まったとき、会場は静まり返った。静かなゴールだった。しかし、反撃はそこまでだった。

この試合、今大会初出場のドイツ、オリバーカーンが見せた好セーブが印象に残った。控えに甘んじていても、調整はきちんとできていたことを証明した。

ポルトガルはデコがイマイチ生かされなかった事が、勝負を決めたのかもしれない。

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2006.07.06

ワールドカップ準決勝 ポルトガル対フランス

×ポルトガル(最高位3位) 0-1 フランス(優勝1回)○
この試合も白熱した好ゲームになった。互いに譲らないんだよね。前半はフランスが有利に進めてるように見えたんだけど、それでも決定的なチャンスまでには至らず。
ポルトガルも同じような状態。
PKでジダンが決めて、ポルトガルがボールを支配するんだけど、テュラム中心のディフェンスライン。マケレレ・ビエラのボランチコンビはなかなか崩せなかった。ここら辺は昨日のイタリアに似てるかな。キーパーのバルテズはファンブルも多く不安な面はあったけど。
結果だけでは物足りないかもしれないけど、緊迫感は90分続いてた。隙を見せれば確実にやられる、そんな試合。
ロスタイムのポルトガルパワープレイ。キーパーまで上がってコーナーだったんだけど、はね返されたところにキーパーのリカルドが相手ゴールに背を向けた状態でボールを蹴り上げ、そこには味方選手が。この気迫は、見習うべきだと思う。
ちなみにPKの得点でも、キーパーのリカルドはボールの方へ飛んでいた。前試合のPK戦での勢いがまだあったのかもしれないと感じただけに、惜しかった。

ということで、結果はこうなった。
決勝
イタリア(優勝3回)
vs
フランス(優勝1回)

3位決定戦
ドイツ(優勝3回)
vs
ポルトガル(最高位3位)

はい、俺の応援チームは全滅ですよ、ええ(ノД`)シクシク

この2試合の予想や展望はあえてしません。もう純粋に試合を楽しみましょう。それだけで充分です。
ちなみに、開幕前のウイイレでのシュミレーションでは、フランスの優勝でした。ありえないと思いましたけど、決勝まで残ってきました(笑)。

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ワールドカップ準決勝 ドイツ対イタリア

×ドイツ(優勝3回) 0-2 イタリア(優勝3回)○
劇的な試合だった。レベルの高い攻撃、レベルの高い守備。ドイツのサイドを中心とした攻めは、カンナバーロを中心に守り、シュートを打たれても、ブッフォンのスーパーセーブで得点を許さない。
イタリアの攻めも今では統率の取れた守備が確実に守っていく、そしてイタリアと同じようにゴール前にはレーマンが鉄壁の守りを見せる。
前半後半でも決着が付かず延長戦に。
イタリアは、デルピエロを左サイドに投入。トッティと同時にピッチに立った。
ドイツは最後のカードにノイビルを入れる。
これで守りきって攻めての繰り返しになる。延長も後半。このままだとPKになる。
PKになるとイタリアは弱く、ドイツは強いというジンクスがある。
しかし、イタリアは延長後半14分、ここまでコーナーキックのほとんどをレーマンにキャッチされていたんだが、こぼれ玉をピルロが拾い(このコーナーはピルロのミドルシュートが生んだものだった)、落ち着いて前に居たグロッソへとパス。そしてグロッソはダイレクトでそれをゴール左隅へ。これが119分後の先制点になった。
当然、ドイツはこれで攻めるしかない。前がかりになったドイツ。ロスタイムにカンナーバーロに奪われ、前線のジラルディーノへ。そこに走りこんできたデルピエロがパスを受ける。ペナルティエリアの左側。いわゆる「デルピエロゾーン」でボールを受け取った彼は、2点目を決めた。
と同時に試合終了。
94年アメリカ大会以来、イタリアが決勝への切符を手に入れた。
劇的な結果。そして素晴らしい試合だった。

余談:試合中にテロップで北がミサイル発射のニュース。試合に集中させてくれない北にむかついた。

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ワールドカップ決勝トーナメント準々決勝感想

○ドイツ(優勝3回) 1-1(PK 4-2) アルゼンチン(優勝2回)×
総合力ではアルゼンチンだった。先制したのもアルゼンチンで試合の流れもアルゼンチンペースだった。
しかし、予定外の出来事が起きる。キーパーの負傷退場。これで交代選手の予定も狂ってくる。
そしてアルゼンチンは守備的になっていった。リケルメを下げて、カンビアッソを投入。
しかし、流れはドイツに傾いた。
クローゼの同点ゴール。そして試合はPK戦になった。
そのPK戦前に、不仲と言われていたカーンがレーマンに話しかけていたシーンが映った。
俺は、これを見て試合が決まったような感覚になった。
ドイツは確実に決めた中、アルゼンチンは2本外してしまった。
決めた2本を含めて、アルゼンチンの4本とも、レーマンにコースは読まれていた。
結果として、キーパーの差が出たのかもしれないが、やっぱりじわじわと調子を上げてきて、チームのまとまりが出てきたドイツが強かったという事かもしれないし、やっぱりPKになると、アルゼンチンにはブーイングが凄かったし、それに気圧されたのかもしれない。
アルゼンチンは、3度目を狙えるチームだっただけに、悔しいだろう。
ただ、試合後の乱闘騒ぎはいただけない。

○イタリア(優勝3回) 3-0 ウクライナ(初出場)×
結果的にも内容的にもイタリアの試合だった。守備面の不安も気にはならなかった。さらに、この試合でここまで得点のなかったトニがゴールを決めたというのが大きい。しかも2得点。一度決めれば、波に乗る事も多いのでこの次の試合、イタリアは強みを増すかもしれない。
ウクライナは、悪かったわけではない。シェバも動きそのものは良かったと思うし、マルセイユルーレットなど、魅せてくれた。

×イングランド(優勝1回) 0-0(PK1-3) ポルトガル(最高位3位)○
イングランドには運もなかったのかもしれない。そう言ってしまえば、開幕からなのかもしれないが。
ルーニー復帰して、オーウェンがケガで去った。急ごしらえの1トップでは機能せず、内容も低調だったと言わざるをえない。
さらに、この試合では、ベッカムが負傷退場し、ルーニーの悪い癖が出て1発レッド。結果的に、攻め手を欠いたイングランドは得点を上げられずPK戦になった。
ポルトガルとしては、代役不在のデコを出場停止で欠いていたものの、フィーゴが余りある動きを見せた。
ケガが心配されたクリスチアーノ・ロナウドもいい動きを見せ、組織がしっかりしていて、得点こそあげられなかったが、試合運びはポルトガルの方が良かった。
そしてPK戦。始まる前に俺はランパードとクリスチアーノ・ロナウドがキープレイヤーになると思っていた。
ランパードは、この大会シュートこそ放つものの、なかなか枠に飛ばず調子が上がってなかった。
ロナウドは、若さと性格でポカをやらかす可能性があった。
そして、イングランド後攻での1本目。ポルトガルは既に1本決めている。そのランパード。悪い意味で予想が当たってしまう。
しかし、ポルトガルが2本目を外し、イングランドが決めて追いつく。
3本目はともに外し、4本目。ポスティガが決め、イングランドはキャラガー。これを外してしまう。これでポルトガルにリーチがかり、クリスティアーノ・ロナウドが出てきた。
こちらは、本当に、めちゃくちゃ落ち着いて蹴り込み、試合を決めた。
イングランドが蹴った4本。全てキーパーのリカルドはコースを読んでいた。決められた1本も手には当てていた。
結果的にイングランドは本来の力を発揮できないまま、大会を去ることになってしまったような気がする。
対してポルトガルはこの厳しい戦いを勝った事で勢いに乗ることもありうる。

×ブラジル(優勝5回) 0-1 フランス(優勝1回)○
ブラジルの敗因は、システムにあった。アドリアーノをベンチに下げ、ロナウドの実質1トップ気味。ロナウジーニョが一応2トップのパートナー状態ではあったのだが、本来の役割ができない上に、徹底的にマークされていて、ボールを貰う事もままならなかった。
逆にフランスはジダンが、引退する選手とは思えないキレぶりを発揮。これでもかというくらいのテクニックを見せ付けた。それは見惚れてしまうくらいの華麗な動き。ブラジルの選手たちは翻弄された。
フランスの得点も、色々言われてきたジダンからアンリへのライン。このパスは見事だった。
それから動き出したブラジルはロビーニョ・アドリアーノを投入し攻撃的になったのだが、ビエラ・マケレレ・テュラム・バルテズのベテランが踏ん張った。

優勝候補と呼ばれてきたチームは優勝できない大会だとも言われる。
前回の決勝は、ブラジルもドイツも優勝候補よは呼べなかった。今大会も強豪国は残っているものの、その中の優勝候補は消えていった中、ブラジルも姿を消す事になった。
これでジダンはイエローカードを次の試合で貰わない限り、6試合(1試合出場停止だった)と最後まで戦う事が決まった。

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2006.07.05

ワールドカップ決勝トーナメント1回戦感想

○ドイツ(A1位) 2-0 スウェーデン(B2位)×
ドイツは試合毎に強くなってるような気がする。
それも、バラックの調子が上がってきてるからかもしれない。
先制点の基点になったバラックの浮かせたスルーパスは凄かった。不安だった守備も安定してきた。
スウェーデンは、悪くはなかったんだけどね・・・退場者が出ちゃったのが痛かった。ラーションのPKを外したのが止めだったかな。基点を封じられちゃ、どうしようもないなぁ。残念。

○アルゼンチン(C1位) 2-1 メキシコ(D2位)×
3試合を見た時点でアルゼンチンは、今大会優勝もありうると思ったんだけど、そう上手くいかないのが、面白いところで。
前半開始早々にメキシコが先制。しかし、即座にアルゼンチンが追いつく。
しかし、それから膠着状態が続く。どちらかといえば、メキシコのパスワークが噛みあい、アルゼンチンはなかなかボールを触れなかった。だがメキシコもゴールは奪えず、延長戦に。
そして延長前半に、マキシ・ロドリゲスの素晴らしいミドルシュート。それでようやく逆転。このまま試合が終わりアルゼンチンが辛くも勝利した。
メキシコもいい試合をしてたんだよ。強さを見せてくれた。

○イングランド(B1位) 1-0 エクアドル(A2位)×
イングランドは、ルーニーの1トップにしてきたんだけど、それだけやっぱりルーニーに負担がでかくなり、守る方も守りやすい。
エクアドルは攻められながらも、いいチャンスを作った。しかし、得点にならず。
後半に入り、ゴールになったのはベッカムのFKだった。回転をかけたシュート。コースが抜群だった。試合を決めた差というのがこの差なんだろうね。
エクアドルは内弁慶だとは言われていたけど、決して弱いチームではなかった。逆にイングランドは、まだチーム内のコンディションにバラつきがある感じ。それでも強いと思うけど。

○ポルトガル(D1位) 1-0 オランダ(C2位)×
オランダサポです。それを踏まえて読んでください。
結果を言えば、イエロー16枚。退場4人という滅茶苦茶な試合になったんだけど。
そもそもの発端はポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドへの蹴りが全てだったんじゃないかと思う。あれから、ポルトガルの選手にも火がついた。それから報復合戦のような展開。手も出せば足も出す。
止めは、レフェリーボールをポルトガルがオランダに返す所をオランダが奪いにいったところ。あれで完全に壊れた。
オランダは負けちゃったけど、なんか悔しくないというか。あれなら仕方ないと思った。逆に逆転勝ちしても嬉しくなかったと思う。
オランダの良さといえば、後半開始からの怒涛の攻め。あれでこそ、俺が好きなオランダなんだよね。あれをもっと見てたかった。
残念です。色んな意味で。
オランダは
ニステルローイが出ないまま。
ポルトガルはデコが次の試合出れない。
やっぱ後味の悪い試合になっちゃったね。期待してただけに。
一番嬉しかったのは、退場したオランダのジオとポルトガルのデコ。交代で下がったオランダのボメル(だったはず)のバルサトリオが一緒に座って試合を見てたのが微笑ましかったというか、いいシーンだったな。

○イタリア(E1位) 1-0 オーストラリア(F2位)×
この試合、序盤はイタリアが押していた。攻撃的なイタリアを見るのは楽しい。
しかし、マテ兄マテラッツィの退場で流れが変わる。一人減って劣勢に立たされたイタリア。イタリアはメンバーを帰るが、オーストラリアのヒディングは変えてこない。延長まで戦って、スタミナの切れたところを狙うつもりだったのだろうか。イタリア最後の一枚にトッティを入れてきた。
トッティといえば、4年前の韓国戦、シミュレーションで退場になってしまった(正式に誤審だったと後に判明)。その時の韓国の監督がヒディングだった。彼の4年間の思いを晴らす時がやってきた。
試合終了間際。間際というかもうロスタイムも終わりの時間にPKをイタリアが手に入れる。そこで蹴ったのがトッティ。確実に決めて、そこで試合終了。
ヒディングは結局一人しか交代しないまま、読みが外れた結果になってしまった。
内容としては、審判のジャッジも微妙だったし、なんとも言えない試合だったけれど、ガットゥーゾがオーストラリアの選手に睨みをきかせてるシーンが見れて良かったかな(笑)
オーストラリアも、数的優位とはいえ、強かった。よく戦った。しかし、イタリアの伝家の宝刀カテナチオが、ここで発動したら、さすがにゴールを奪えなかったね。
勝ち進んだイタリアだけれども、ネスタがケガ。マテラッツィが出場停止と、CBをどうするのかが次の試合のポイントになるだろう。

×スイス(G1位) (0-0 PK 0-3) ウクライナ(H2位)○
結果だけ見るとアレだけれど、面白い試合だった。前の試合と前の前の試合が消化不良だった事もあって、すごくクリーンな試合で、見ていて飽きさせない試合だった。
スイスは、シェバを完全に抑え、ウクライナも決定機をきちんと防いでいく。結局120分戦っても得点にはならずPKへ。
ウクライナの最初のキッカーはシェバ。
外す。
大舞台でエースが外すシーンは12年前の決勝を思い出させた。
しかし、12年前とは違う事になる。
スイスは最初のキッカーが外し、ウクライナが2本目を決めたら、スイスは再び外す。3本目を決めたウクライナに対し、またもやスイスは外す。4本目。ウクライナがこれを決めて試合終了。
スイスは若さが最後に裏目に出たのかもしれない。でも、スイスは2年後のEURO、4年後のワールドカップが楽しみなチームである。しかも、無失点のまま敗退という記録を作って。

○ブラジル(F1位) 3-0 ガーナ×(E2位)
ブラジルが本当にノってきた。
先制のロナウドは、調子が上がってきてる。あのキーパー交わしてゴールなんて。
2点目のアドリアーノはオフサイドっぽいけどね。そこからは、ブラジルは試合を楽しんでるように見えた。
カフーはどんどん上がるし、ロナウジーニョも脇役に徹しているとはいえ、ところどころにすごいプレー見せるしね。
結果を見ればブラジルの強さが際立った感じだね。ガーナもいいシーンはあったんだけど、決定力がなかった。それも、ブラジルディフェンスがコース塞いでたってのもあるけど。

×スペイン(H1位) 1-3 フランス(G2位)○
今のとこ、俺ベストゲーム。
ジダンが華麗なスルーパスを出せば、カシジャスが止め、無敵艦隊が怒涛の攻めを見せれば、テュラムやマケレレが必死で防ぐ。
一進一退の攻防。しかも見ごたえありまくり。
先制したのはスペインだった。PKでビジャがゴール。
そこからまた動きが慌しくなる。見ている方も瞬きする暇もなく、テンションが上がる。
そして試合が動いたのは前半終了間際。これまでチャンスというチャンスを外してきたリベリーが同点ゴールを決める。
同点になり、後半はどうにかして追加点を奪いにくる両チーム。
そのまま点は動かず、延長戦かと思われた後半39分。ジダンからのFK。スペインはクリアするが、クリアしたボールは詰めていたビエラの頭へ。そしてビエラが頭で押し込み逆転。
スペインは攻めるしかなくなる。パワープレイ気味に前線に選手を押し出す。
しかし、フランスはそこからカウンターを取った。ヴィルトールから向かったボールはジダンへ。スペインの守護神の前に立ちはだかる大きな壁。プジョル。しかしプジョルもジダンにかわされる。レアルのジダンがバルサのプジョルを抜いた。そして、目の前にはキーパーカシジャス一人。ジダン最後のチームレアルで鉄壁の守護神のカシジャス。ジダンの蹴ったボールはチームメイトを抜けてゴールネットを揺らした。
これで試合が決定した。
フランスはジダンだけじゃなく、マケレレやテュラム、ビエラなどが活躍。グループリーグでの動きがウソのように躍動していた。
スペインは、逆にグループリーグの勢いを出せずに終わってしまったのかもしれない。これがワールドカップの怖いところでもある。
無敵艦隊は、再び沈んでしまった。

どちらも素晴らしかった。勝負とは非情だ。
スイスもスペインも。これで消えるのが惜しい。

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2006.06.27

チェコのパベル・ネドベド。
2003年にバロンドールを受賞した選手。ユベントス所属。
そんな彼もワールドカップに出場した事はなかった。
今大会の予選。ネドベドは既に代表引退していた。しかし、プレーオフに回った後、ネドベドは、復帰。ワールドカップ出場を決めた。
そして開幕。1勝1敗で突破をかけた試合。相手は自らが所属するユベントスの国、イタリア。
故障者もいる中、ネドベドは孤軍奮闘の戦いを見せた。しかし、0-2で敗れてしまった。試合後、彼に駆け寄るイタリアの選手たち。それはユベントスのチームメイトだけじゃなく、ライバルクラブのメンバーも、ネドベドへ集まり、それぞれがハグをする。
そのシーンを見ていたら、涙が溢れた。
確実にネドベドのワールドカップは終わった。次はもうないだろう。
だからこそ、もっと見たかった。しかし、それは叶わなかった。
お疲れ様。


日本代表。
オーストラリア戦。先制するものの、試合終了近くに3点取られ逆転負け。この敗北は国内で批判も高まった。
そして8年前に敗れたクロアチア戦。負けない試合でしかなかった。
厳しい中で迎えた王者ブラジル戦。世界の強さを実感した。
そして日本のワールドカップは終わりを迎えた。

試合後、1人ピッチに仰向けになっている中田英寿。彼の目には涙があった。そういう部分を見せることのなかった選手の涙である。こちらも泣かないわけがない。
中村俊輔。インタビューで答えに詰まっていた。
各選手がそれぞれ様々な思いを抱いただろう。
世界は強い。世界は強い。
日本のサッカーは決してトップレベルではない。客観的に言えば、グループリーグのレベルなのかもしれない。
だから、これから。これからまだ成長していけばいい。

・・・「たら・れば」はない。だが、初戦のオーストラリア戦。あの試合が結局全てを決めたんじゃないか、そう思わざるを得ない。
もう、ジーコを、選手を、批判するつもりはない。試合はもう終わったのだ。
今日、一つの区切りが付いた。
しかし、同時に今日が新たな始まりである。

正直4年後が不安ではある。今回のメンバーを見れば、わかると思うが、他の国に比べると若い選手が少ないのだ。4年後を担う選手が。
だから、今後そういう選手が。絶対的なエースが出てくる事を願う。


日本人として、これからも日本を見ていくし、応援していく。
4年後へ向けてね。
ありがとう、お疲れ様。

4年前、トルコに負けて俺は泣いた。それは悔しかったから。
今回ブラジル戦後、最初は泣けなかった。悔しさ、悲しさ。以上に、世界を実感したからかもしれない。呆然としてた。
でも、ヒデの涙を見て、泣いた。

うん、何言っても悔しいんだよ。やっぱりすげー悔しい。

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2006.06.26

決勝トーナメント組み合わせ

ドイツ(A1位) vs スウェーデン(B2位)
アルゼンチン(C1位) vs メキシコ(D2位)

イタリア(E1位) vs オーストラリア(F2位)
スイス(G1位) vs ウクライナ(H2位)

イングランド(B1位) vs エクアドル(A2位)
ポルトガル(D1位) vs オランダ(C2位)

ブラジル(F1位) vs ガーナ(E2位)
スペイン(H1位) vs フランス(G2位)

こうやってみると、強いとこがいっぱい残ったなぁ。
だから、今日から凄い試合が続いていきます。
日本はもう試合ないけど、これからがワールドカップはおもしろくなるから、是非見てもらいたいと思ってます、うん。

地域別に見るベスト16
アジア
0/4

オセアニア
1/1

北中米カリブ海
1/4

アフリカ
1/5

ヨーロッパ
10/14

南米
3/4

ここまでの地域別成績

ヨーロッパ
23勝9敗10分(内直接対決6試合除くと19勝5敗6分)

南米
8勝4敗1分

北中米カリブ海
1勝8敗3分

アフリカ
3勝9敗3分

アジア
1勝7敗4分

オセアニア
1勝1敗1分

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