2006.07.20

ザンコクナテンシノテーゼ

この物語は、余計な一言がきっかけで振り回される事になった、1人の男の涙と涙の物語である。


この日も仕事を終えた俺は、先輩に声をかけた。

俺「そういや○○さん(以降先輩)、パチンコやるんすか?」

先「いやー、やらないねぇ。何で?」

俺「俺、実戦はほとんどないすけど、ゲーセンにあるパチンコ台とかでやってるんですよ。で、パチンコ台にエヴァンゲリオンがあるんですよ。知ってました?」

先「(明らかに表情が変わる)!!!!!!マジですか!それはやってみたい。是非やってみたい。つるちゃん、これから行こうよ!」

俺「Σ(゚Д゚)・・・今からすか?どこに・・・」

先「パチンコ屋だよぉ~。俺わかんないから、つるちゃん教えてね。」

俺「ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!・・・いや、手持ちが・・・日曜日も連れていって、負けましたし・・・」

先「うーん。でもさぁ、見てみたいんだよ、この目で!リっちゃんでハァハァしたいんだ、俺は!あれだったら、俺出すから!」

俺「(えー・・・ハァハァとか言い出した・・・)じゃ、ちょっとだけすよ」

先「わかった!じゃ早速・・あっ!(と言って携帯取り出し、電話をかける先輩)あ、もしもし。これからさパチンコ屋行くんだけど、一緒に行かない?エヴァのパチンコ台があるんだって!」

俺「(誰に電話してんだ・・・仲間か?マドハンドか?)」

先「うん、じゃ××で待ってて、迎えに行くから、じゃ後でね。(電話を切った先輩)うちの彼女もやるって

俺「(°Д°)ハァ?・・・先輩、彼女に電話してたんすか?」

先「うん、そだよー。彼女もエヴァ好きだから、私もやってみたいって張り切ってた。」

俺「・・・そうすか・・じゃ、行きましょう。(嫌な予感が凄くする)」

そして、俺は先輩の車に乗せられ、まずは先輩の彼女を迎えに行く事になった。

十数分後。先輩が手を振る先にいた1人の女性。

先「待った?あ、紹介するよ。職場の後輩でつるちゃん。後輩だけど、今日は先生だから。冬月先生だから。」

俺「(冬月て・・・)どうも・・・ツルサキす。」

彼女「初めましてー。△△ですー。よろしく、冬月センセ。

俺「いや、冬月じゃなくて、ツルサキなんですけど・・・」

先「まーいいじゃない。つるちゃんが冬月で、俺がゲンドウで△△がユイでさ。あはは。」

彼「あー、それいいー。」

俺「・・・(いや、原作的に言うと、俺の立場、すげーイヤなんですけど、あの三角関係)はぁ・・じゃ今日はそれでいいんじゃないか・・・い・・・碇、そしてユイくん・・・(死にたい)」

先「おっ。つ、いや冬月はノリがいいなぁ。」

彼「うんうん、さすが冬月センセ。」

それから、パチンコ屋までの車内は先輩カップルは役になりきり(と言っても、先輩はゲンドウにしては喋りすぎだが)、エヴァ台の質問を色々してきた。

先「リっちゃん出るよね?ミサトさん出るよね??」

彼「カヲルきゅんは?カジさんは??」

俺「・・どっちも出ますよ。△△さん(以降彼女さん)の言った二人は、出ますけど、台詞はなかなか聞けませんけどね。」

彼「 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」

という感じで、アレが出るのか、コレはどうなんだという質問攻めに遭いました。ゼーレに拉致られた冬月センセです、まさに。

そして、ようやくパチンコ屋についた。二人とも「緊張する」とか「ワクテカする」とか言ってます。

店内に入り、エヴァ台の列を見て、二人驚く。
とりあえず、3人繋がって空いてる所を探していると、先輩はもう座っていた。

先「こっちこっち!ここ空いてるよー。」
と手招き。

俺「(データとか見てないよな当然)わかりましたぁ」
と先輩の隣の席を空けて座ろうとすると

先「ダメダメ。つるちゃんは俺の隣。二人でつるちゃん挟まないと、教えづらいでしょ?」

俺「確かにそうですけど・・・わかりました」
と座った台のデータを見る。っても素人だからわかんないんだけど、今日は当たりなし、100回転ほどしか回ってないという、到着時刻にしては奇跡的な台というか。皆が避けてたのかと思える台に座る事に。
すると彼女はカバンからおもむろに何かを取り出して、俺の前を通り過ぎ、先輩に何かを渡そうとした。

彼「はい、これ置いておくと当たるかもしれないよ。あたしは、綾波。」

先「ありがと、俺はシンジかぁ。当たればいいなぁ。」

彼「つるちゃんも、持っとく?アスカ

手にしているのは、フィギュアでした。

俺「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)・・・いやぁ・・・大丈夫っす。」

どう考えても、俺の中でそれはナシだったので断った。彼女は残念そうな顔しながら

彼「アスカに怒られても知らないから

返事に困る発言とはこういうのを言うんだなぁ・・・「じゃ持っておきます」とも言えないし、「いや、それでもいいです」ってのもアレだし・・・
ということで、スルーしました。

二人は、フィギュア片手に台をマジマジと見つめる。デモムービーで、早くもテンションが高くなりつつある。
と同時に俺のイヤな予感は更に高くなりつつあった。

とりあえず、お金の投入する場所を教え、ここに玉を入れるんですと、あとは、キャラが下に出てきたら、このボタン押してくださいとか基本的な事を教え、早速・・・ではないな、ようやく開始。

先「お、回った回った。」
彼「あたしもー。」

最初のうちは和気藹々としていた。それが徐々に崩れていった。

彼「ゲンドウ!なんで"・・・"なのー喋ってよ!!」

先「マヤタソ・・・どうして話してくれないんだ・・・」

まぁ、こればっかりは運としか言いようがないのだが、
俺「その内話してくれますよ、きっと」

と右見て左見て、もっかい右見て横断歩道を渡るわけではなく、教え子に優しく諭すように声をかけた。変な事言うと、変な事言われそうだったのだ。ただでさえ、パチンコ屋の音のでかさに負けないくらいの大声で二人は喋ってるから・・・

そうこうしてる内に俺の画面で警報が鳴った。
と同時に両ウイングの二人が、俺の画面を見て、俺を見た。
マギハッキングミッションだった。

俺「あー・・・(これクリアしたことないから、3分スルーしよ。)」
そう思いつつ、回す手を止めたら、予想通り聞いてきた。

先「何で打たないの?」
彼「このままだとマギがハッキングされて自爆しちゃうよ!大変だよ!」

そんな事言ってる二人の手も止まってるんだが。

俺「このミッションってヤツ難しいっていうか、俺これで当たった事なくて。今回のミッションも"群予告"って出てるでしょ。俺まだ実戦で見た事ないですもん。無駄玉になりそうなんで」

彼「ふーん。それじゃ、ネルフ本部爆破しちゃうんだ。」

先「酷いヤツだなぁ。冬月。」

スルー。聞こえなかった事にしよう。むしろ他人の振りをしたい。他の席からも視線を感じ始めた。
保留玉で回転してた画面に、見慣れない文字が






Mission 追加

俺「あ・・・・。当たったこれ。確定す。」

二人「えーーーーーーーーーーーー!!!!!」

エヴァンゲリオン弐号機発進。量産型を殲滅し、当たったのはいいが、いきなり単発(確変じゃない)だったから、嬉しさ半分悲しさ半分。

残酷な天使のテーゼが流れ出す。

先「きたー!!!!」

彼「きゃー!!」

彼女の方は、綾波フィギュアを手にし、綾波を何故か踊らせていた

俺は、両ウイングの視線や動きを気にしないようにして、ROUND 11を待った。確変昇格の可能性が残されていたからだ。
そして見事「決戦第3新東京市」の画面が。そして、使徒も倒し確変突入。俺心の中でガッツポーズ。

二人は、確変になった事よりも、使徒ラミエルを見れた事に興奮。

先「ヤシマ作戦だよー。このシーンいいよねぇ。」

彼「でも、何で初号機でやってんの?あれって零号機じゃなかったっけ?」

先「いや、零号機はシールドで防御するんだよ。さよならなんて悲しいこと言うなよ
シンジのフィギュアを動かしながら喋る先輩。
二人のパチンコ台は回転する事無く、視線は完全に俺の画面へ。ってか、


彼女歌ってる!!!!!

間もなく終了し、確変へ突入。
二人が、何か回るのが早いね。とか言いながら、自分の台を打ち始めた。

それから

先「エヴァンゲリオン発進!・・・・零号機だーー!!」

俺「当たればいいっすね。(零のは期待薄いとは言えない・・・)」

彼「ミサトさんがリーチよって言ってくれた!」

俺「シリアスステップ2ですね。当たるといいですね。(これもあまり期待できないんだよな・・・)」

彼「今度はリーチになったら、アスカが動いて、初号機発進した!」

俺「お・・・初号機リーチは、なかなか・・・」

彼「あー負けちゃった。バカシンジ!

俺「ははは・・・」

先「なんかシンジくんがシンクロ率のテストしてる」

俺「(あーシンクロ率低いから、厳しいなぁ・・・)でも、暴走にな・・・あっ」

動いてよー!の叫びと共に、暴走モードスタート。俺の方に(笑)。

再び、手の動きを止めて俺の画面に食い入る二人。

先「何、シンクロ率400%超えちゃった?」

彼「きゃー、キャラクターがエヴァと使徒になってるーーー。」

そしてダブルの初号機リーチ。ダブルだと可能性も上がるんだけど、通常で終わる可能性も・・・ああ・・・量産型(4で通常)で当たっちゃった。

俺「うーん。2連(実質暴走モードで3連)で終わりかなぁ・・・」

先「でも、凄いやん。あの使徒倒したよ。さすが暴走やね。マヤタソおえってなる?

俺「いや・・・ならないす・・・」

彼「えー、こっちは負けたのにー。つるちゃんいいなぁ。もうー。バカシンジ!

俺「は、はは・・・」

ということで、俺の当たりは2連で予想通り終わってしまい、時短100回転も大きな動きなく終了。

零・初・弐のリーチも見れたし、マギも見れたし、ヤシマ作戦も見れたし、二人は満足だろうと思って、そろそろと切り上げようとした時。

ブーッブーッ!!
警報がまた鳴った。

視線がまた両ウイングから注がれる。

パターン青!使徒です!!
そして映像に映ったのは第四使徒シャムシエル
プレミアで当たり確定じゃないすか!
(((( ;゚д゚)))アワワワワ

彼「あー、地味な使徒出てきたねー。」

先「確かに、こいつの印象は薄いなぁ。」

俺「でも、これ出たら当たり確定ですよ。」

二人「えーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

わかりやすいリアクションありがとうございます。

今度は確変図柄での大当たり。残酷な天使のテーゼ3度目。それでも、二人はガン見。というか、今度は



二人で歌ってた!!


周りの白い目。当たったのに、素直に喜べないのがもどかしい。

2度目の当たりはあっさりと。そして通常。2連が限界のようだ。あ、でも、冬月で当たって、ムンバが聞けた(ほんとはすごいなって言ってるんだけど)

二人「さすが冬月」

俺「でも、あんま嬉しくないす。確変終わったぽいし。」

時短ではタイトル予告とか、シリアスステップでシンジまで行ったんだけどな。

しかし、これだけ当てると、両ウイングが

先「俺も使徒を倒す!それかマヤタソの声でハァハァする!

彼「あたしだって、カジさんかカヲルきゅんの声でハァハァしたいからまだやめない!

やっぱり・・・。先輩はともかく、カヲル&カジくんの声なんて聞けた時には、激アツどころか確定なんじゃないかと思ったり。でも、それはさすがに言えなかった。彼女の目のギラつき具合を見たら・・・


で、両ウイングが終わるまでセンターフォワードの俺は、ダラダラと打ってたら、音楽が変わり、ミサトの部屋へ。

先「いいなぁ、ミサトさんの部屋じゃないか。風呂上りのミサトさんとか出てきたりして。ハァハァ

俺「ありますよ。リツコもレイもアスカも」

先「えー!!!!!見たい!!!」

俺「・・・・」

彼「カヲルきゅんとカジさんがないならいい。」

俺「カジくんはないけど、カヲルくんは風呂上りありますよ」

彼「えーーーっ!それ見たいよーー!」

何なんだこのカップルは。よくマントルまで沈められないな。

俺「カヲルくん見たかったら、毎日朝から晩まで回して1年くらいで見れるかなってくらいですけど」

彼「・・・つるちゃんのケチ。

俺「(何で俺???)・・・すんません・・・・(しかも謝ってしまったよ、俺)」

しかし、ミサトの部屋では、たいして動きもなく、しかし突然。


ブーッブーッ!
再び警報音。再びガン見。
アンビリカルケーブル切断ミッションだった。
ダメだこりゃ。
でも、初めて見る二人は、興奮。

彼「早くしないとエヴァ止まっちゃう!」

先「また打たないの?」

俺「これもミッションクリアしたことないす。」

彼「今度はエヴァを見殺しにしちゃうんだ・・・つるちゃんテラヒドス

俺「(うわぁ、やっぱりこの人もテラヒドスとか口にするんだぁ・・・)すんません・・・」

そして、ある程度回して、当たりの気配がなくなった所で止めた。

俺「そろそろ終わりましょうか。」

先「うん・・・結局使徒に負けてばっかりだった。」

彼「あたしも・・・カヲルきゅん見れなかったし・・・」

なんか気まずい空気。

俺「あの、プレステ2でも、これできますよ。シュミレーターとして出てるんですけど、それあれば、色んな演出も見たいときに見れますし」

先「そうなの!?いいこと聞いた!早速買いに行こう!!」

彼「うんうん!ありがとうつるちゃん!」

俺「いえ・・・」

先「これでマヤタソでハァハァ・・・」

彼「これでカヲルきゅんとカジさんでハァハァ・・・」

二人とも目がイってます。何かパチンコを勘違いしてるようですけど、まあ良かったと胸を撫で下ろしつつ、

俺「どうでした?エヴァ台」

先「なんか懐かしかったね。楽しかったよー。またアニメを見たくなったなぁ。当たらなかったのは、残念だったけど。ビギナーズラックってあると思ったんだけどさー。」

彼「うん、あたしもビギナーズラックで当たるって思ってた。フィギュアもお守りにしたのにねー。」

俺「・・・ビギナーズラックなんてそんなん、なかなかないっすよ。うん。(俺初めてやった時に当たったなんて口が裂けても言えない)」



そして、車に乗り込み、俺はタワレコのあるゆめタウンで降ろしてもらい、別れた。
帰り際にこんな言葉を残して。

































二人「つるちゃん、また一緒にエヴァ打とうねーーーー!」







とんでもない確変を当てた気がした。
((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル

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2006.06.18

【パチンコ】エヴァンゲリオン

【パチンコ】エヴァンゲリオン

確変ktkr

ゲーセンでな(笑)

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